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【海外発!Breaking News】DIYに食物栽培、昼寝も外で! 泥まみれでもへっちゃらの「アウトドア保育園」(英)

TechinsightJapan / 2017年4月27日 19時50分

【海外発!Breaking News】DIYに食物栽培、昼寝も外で! 泥まみれでもへっちゃらの「アウトドア保育園」(英)

一年を通して冷たい風や雨の日が多いイギリスだが、ドーセットにある「アウトドア保育園」が話題になっている。子供たちを自然の中で学ばせ、創造力や独立心を養わせるための保育園に、教育監査局の調査員も最高評価を与えているという。英紙『Metro』や『Parenta.com』がこの保育園の素晴らしさを伝えている。

コンピュータやモバイルなど電子機器が揃う現代、子供たちが室内でゲームに没頭する姿は先進国では共通のようである。しかし英ドーセットのウィンボーン近郊にある「The Elves and Fairies Woodland Nursery」では、子供たちに自然の中で楽しむ術を教えている。

ウィンボーンのエドモンシャム村落にあるエドモンシャム・ハウスというマナーハウス(16世紀チューダー朝期の荘園所領の地主の屋敷)の広大な敷地内にあるこの「アウトドア保育園」は、2007年にクリスティーン・フリーアさん(57歳)によって設立された。しかし子供たちが一日中外で過ごすようになったのは6年前からだ。保育園にはクリスティーンさんを含む6人のスタッフが、定員12人までの子供たちの面倒を見ている。

子供の年齢は2歳~3歳が大半であるが、7歳まで入園可能だそうだ。時折2歳未満の子供を連れて親や祖父母がやってきたり、ホームスクーリングをしている子が参加することもあるという。この保育園のモットーは「悪天候というものなど存在しない。ただ(天候に見合わない)服装が悪いだけだ」というもので、人里離れた森の中で電気も水道も、水洗トイレもない環境のもと、子供たちはあらゆることを自然を通してライフスキルを学んでいる。

Facebookアカウント「Edmondsham Forest school」には、木々によじ登り泥溜まりの中で寝転がって遊ぶ子供たちの様子が投稿されている。2歳の小さな子供にもスタッフがしっかりとノコギリの使い方を教えており、子供たちは器用に倒木の枝を切って棚を作ったり、ランチには自分たちで育てているハーブや野菜を刻んで焚火で調理もする。

よほどの悪天候の時には近くの村のホールを借りるが、雨の日でも長靴と防水加工の服を着て子供たちは自然の中で過ごし、昼寝も外でする。スタッフは子供たちに最小限のお手伝いをするだけで、あとは子供たち本人が枝や葉などを集めて来てクラフトの材料にしたり絵を描いたりして遊んでいる。

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