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【海外発!Breaking News】浴槽で1歳児が溺死 友人の訪問で目を離した両親に懲役刑(英)

TechinsightJapan / 2017年5月1日 21時0分

【海外発!Breaking News】浴槽で1歳児が溺死 友人の訪問で目を離した両親に懲役刑(英)

幼い子供は常に大人の監視が必要なことは言うまでもない。まして1歳過ぎの幼児であれば尚更だ。しかしこの両親は、あろうことか乳児をお湯の張った浴槽に1人で放置し溺死させた。2015年に起こった事件の裁判がこのほど行われ、過失致死罪で逮捕されていた両者に懲役刑が科せられたことを英『Daily Record』など複数のメディアが伝えている。

2015年9月26日、英ウスターシャー州テンベリー・ウェルズで、生後1歳1か月の幼児が自宅の浴槽で溺死するというなんともいたたまれない事件が起こった。

当時パートナーだった父親のウェイン・デール(45歳)とリサ・パッシー(28歳)は、キーアンちゃんを座るタイプのバスシートに座らせ、お湯の張った浴槽に入れたまま放置した。

2人は2階の浴室に我が子を残し、1階で友人を迎えていたという。ウェインはパソコンを使用しており、リサは友人と庭で日光浴をしながらコーヒーを飲んで喫煙し談笑していた。その間15分ほどだったとされるが、ようやくウェインが2階の浴室に向かうと変わり果てた姿のキーアンちゃんを発見した。

キーアンちゃんはバスシートが倒れ、仰向けの状態で頭と上半身がお湯に浸かっており溺死していた。検視の結果、キーアンちゃんの肺に石鹸の泡が入り込んだことも死因の一つと判明している。

リサは我が子の溺死を知り「子供がお風呂で溺れた」とすぐに緊急通報しているが、当初の警察の取り調べでは「お風呂には入れていない」と虚偽の発言をしていたようだ。一方でウェインは「庭でビールを飲み喫煙しながらパソコンでCDに音楽を落としていた。息子から目を離したのはほんの2、3分だった」と話しており、一瞬でも幼い我が子から目を離すことを危険だとは思っておらず、親としての責任感のなさがうかがえる。

当然のことながらバスシートには「溺死を防ぐため、必ず大人の目の届くところで使用」という注意書きがあるが、ウェインとリサは1歳1か月の我が子を1人で入浴させ階下で寛いでいた。このことから4月24日にウスター刑事法院で行われた裁判で、ジョナス・ハンキン判事はウェインに4年半の懲役、またリサにも4年の懲役刑を科す判決を下した。

ウエスト・ミッドランズ公訴局のエミリー・レンハム検事は、「浴槽にお湯が張られた状態で乳児が入浴中であることを知っておきながら、両親は監視を怠った。よって日常的にキーアンちゃんをこのように1人で入浴させていたことを示している。避けられたはずの事故であり、全く持って悲劇に他ならない。親として子供を危険から守る義務に欠け、重大な過失行為を犯した責任を取るべきである」とウェインとリサを糾弾した。

英国児童虐待防止協会のスポークスマンは「子供の安全を守る責任を放棄したことにより、悲惨な結末となってしまいました。親は幼い子供を絶対に1人にしてはいけません。」と話している。

出典:http://www.dailyrecord.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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