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【海外発!Breaking News】生まれつき両腕のない6歳少年、水泳大会でチャンピオンに!(ボスニア)

TechinsightJapan / 2017年6月12日 21時26分

そんなイズマル君の頑張りは海外にも伝わった。米ニューヨークを拠点とする非営利の慈善団体「The Swim Strong Foundation」の創立者ショーン・セルビンさんはイズマル君のことを知り、この1年間で50人ほどにまで増えた障がいを抱える子供たちに特別なレッスンをするためボスニア・ヘルツェゴビナを訪れた。

ショーンさんは「障がいを持つ子供たちが、他の子と同じように『自分もやればできるんだ』と悟った時、さらに自信がつき『できないことはない』と彼らは学ぶのです」と述べている。

「Spid」がサラエボの市民プールを使用するには、1か月に1,650兌換マルク(約10万円)がかかる。市からの援助金は出ないため、地元企業や国際援助団体の寄付により運営が賄われているそうだ。

アメルさんは、障がいを持った子供たちにも自分にできることがあるという能力を見出しそれをサポートしていくことを志している。「彼らの体は確かに健常者とは異なります。ですがそれを子供らに受け入れさせ、どのように自分の体を使うことができるのか。それを証明するチャンスを与えるのが、この水泳クラスなのです。私のゴールは彼らを世に送り出すことなのです」と話している。

イズマル君は、9月から小学校に通うことになる。特別な訓練を受けていない教師を含め、障がい者への受け入れ態勢が不十分な学校では、普通のクラスに入ることはイズマル君にとって困難を極めることだろう。しかし水泳を学んだことで自信を持ち、自分を信じる力を身につけたイズマル君は、どんなことにもチャレンジする姿勢を見せているようだ。

イズメットさんはそんな息子の姿を見て「息子からは多くのことを学ばされます。彼は本物のファイターです」と話す。イズマル君は今年度後半にドイツで開催される「世界障がい者水泳選手権」にも参加することが期待されており、指導を続けるアメルさんは「イズマル君の成功は、ボスニアの障がいを持つ子供たち多くの希望となるでしょう」と語っている。

画像は『Elmina Ismail Zulfic 2016年12月8日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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