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【エンタがビタミン♪】『フランケンシュタインの恋』結末に反響 続編・映画化望む声も

TechinsightJapan / 2017年6月26日 12時43分

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日本テレビ系の日曜ドラマ『フランケンシュタインの恋』(フラ恋)が6月25日の放送で最終回を迎えた。綾野剛演じる主人公の怪物・フランケンシュタイン(深志研、山部呼六)と二階堂ふみ演じるヒロイン・津軽継実の実らぬ恋と思われた関係が予想外の展開となった。番組公式の『フランケンシュタインの恋(franken_koi)ツイッター』には「素敵なドラマありがとうございました!」「心と気持ちが優しく温かくなりました」「こんなに泣いたドラマは初めてです」といった感想とともに、「きのこちょっと気持ち悪かったですけどもっと見たいです! 感動しました! また、いつかやって欲しいです!」「映画化か特番希望」というコメントも寄せられている。

本作はイギリスの小説家メアリー・シェリーが1818年3月11日に匿名で出版した原作小説『フランケンシュタイン』を基にしたドラマのためのオリジナルラブストーリーだ。原作は古くから映像化されてきたが、日本では藤子不二雄(A)による漫画・アニメ『怪物くん』やそれを実写化した大野智主演ドラマに登場する“フランケン”、あるいは『SMAP×SMAP』で草なぎ剛が“フランケンシュタイン”のキャラクターに扮した姿をイメージする人が多いのではないか。

ドラマ『フラ恋』は日本を舞台に120年前に作られた不死身の怪物・フランケンシュタインこと深志研(綾野)が現代まで生き続け、人間の女性・津軽継実(二階堂)に出会ってお互いに魅かれ恋をする。2人を中心に稲庭工務店の息子で津軽と同じ大学の研究室に通う稲庭聖哉(柳楽優弥)や工務店の従業員で元ヤンキーの室園美琴(川栄李奈)、ラジオ番組のレポーター・天草純平(新井浩文)などが絡んで物語が進み、終盤になると深志研が怪物になる前の山部呼六としての記憶を取り戻す。最終回では怪物として世間に騒がれ始めた深志がひとりで山奥深い森へ帰って行く。それを知った津軽は彼の後を追うのだった。

メアリー・シェリーの原作では、フランケンシュタイン博士が作った怪物がその醜い姿から世間に受け入れられず辛い思いをする。ホラーのように思われがちだが悲しく切ない物語だ。『フラ恋』は怪物をより人間に近い形としたことで原作に流れるテーマを残しつつラブストーリーに昇華させた秀逸な作品といえるだろう。

視聴者からは「悲しい結末かと心配していましたが、予想をはるかに超える優しい結末で…」「津軽さんを想って胞子を出すと赤いキノコが2つ生える、とかまで数十年の間に進化したのかな。やっぱり特番とかしてほしい」「まだ見足りない。まだ掘れると思う、稲庭先輩と美琴の結婚とか…」などの声が出ている。

画像は『【公式】フランケンシュタインの恋 2017年6月17日付Instagram「ダブルデートなう。に使っていいよ。その1」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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