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【海外発!Breaking News】飼い主に捨てられた犬、今は立派な爆発物探知犬に(英)

TechinsightJapan / 2017年7月9日 21時41分

【海外発!Breaking News】飼い主に捨てられた犬、今は立派な爆発物探知犬に(英)

強面な容貌のスタッフォードシャー・ブル・テリアだが、イギリスではペット犬としての人気が非常に高い。しかしこのほど飼い主に捨てられ、RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)運営の保護施設に引き取られた1頭のスタッフォードシャー・ブル・テリアが、この犬種としては初の爆発物探知犬として認定された。英メディア『Metro』や『ITV』が伝えている。

英サマセット州にある「RSPCAウエスト・ハッチ」にスタッフォードシャー・ブル・テリアの“ロキシー”は救助され、保護された。新しい飼い主が見つかるまで、ひょっとしたら長い間この施設で過ごさなければならなかったであろうロキシーは、テニスボールをどこに隠しても確実に見つけ出すことができるという才能を持っていた。

そんなロキシーの才能に感心した施設監督のスー・ディックさんは、警察犬訓練士であるリー・ウェッブさんに連絡を取り、新たに警察犬候補として引き取ってもらえないかと問い合わせた。リーさんは過去5年間に、虐待や飼育放棄されて捨てられた犬14頭を警察犬に育て上げた実績がある。その仲間入りをしたロキシーは様々な訓練を受けた後、6月28日に「爆発物探知犬」として正式に認定され、ウィルトシャー州警察で働くことになった。

ロキシーの訓練にあたったイアン・パーティントンさんは、このように話している。

「最初の訓練コースでも才能を見せつけていたロキシーは、このたび見事に試験に合格し探知犬としてデビューすることができました。施設に救助された犬が現場で活躍できることを我々は非常に嬉しく思います。救助された犬たちは悲しい過去をもっていますが、訓練を受けて自信を取り戻しました。今後はキャリアを重ね立派な探知犬になってくれることは間違いないでしょう。」

またイアンさんは、ロキシーが働くことになる「Tri-Force Specialist Operations Dog Unit」はウィルトシャー州、エイヴォン州、サマセット州、グロスターシャー州という4つの州を広範囲にカバーしているだけに、優秀な犬を迎え入れることは非常に重要なことだと語る。

RSPCAのアニータ・クラークさんは「これまでRSPCAから14頭が警察犬として採用され新たな人生を送っています。ロキシーを採用し訓練してくれたことで、スタッフォードシャー・ブル・テリアに対する偏見を変えてくれるという役割も果たしてくれました。この犬種は悪評もありますが、実はその多くがとても美しいのです。私たちはこの犬がどれほど素晴らしいかということをもっと伝えていきたいと思っています」と述べている。

画像は『Wiltshire Police 2017年6月30日付Facebook「Everyone meet Police Dog Roxy.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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