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【海外発!Breaking News】休憩中に出産したレストラン従業員 母親とともに新生児をゴミ箱へ(米)

TechinsightJapan / 2017年7月21日 21時57分

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誕生したばかりの命が無残にも失われてしまった。米サウスカロライナ州で赤ちゃんをゴミ箱に捨てた女とその母親が逮捕され、捨てられた子は搬送先の病院で死亡した。ゴミ箱に捨てられなければ生きていたはずの小さな命が奪われたことに、人々は怒りを露わにしている。『Inside Edition』や『Fox News』など複数の米メディアが伝えた。

サウスカロライナ州のグリーンビルにあるメキシコ料理店「La Parilla」で、食器の片付けなどを担当していたエステラ=ルイズ・ゴメス(19歳)は、交際していた同僚の男性との間に子供を身ごもった。

7月12日、腹痛を訴えたエステラは勤務中に休憩を取りレストラン内のトイレで出産した。同じくこのレストランで働いていた母親のロレンザ・ゴメス=ロドリゲス(41歳)は、娘の妊娠を知っていたのだろう。様子をみるためにトイレに入り、誕生した赤ちゃんをトイレのゴミ箱へ捨てたのだ。

ロレンザはその事実を隠して、他の従業員に「娘の具合が悪いので病院に連れて行かなければならない」と伝えた。その後、別の従業員がトイレのゴミを片付けようとしてゴミ袋を持ち上げたところ、いつもよりも重かったことに気付いたが中身を確認せず、そのまま駐車場にあるゴミ置き場まで引きずっていった。

その時、ゴミ袋が破れ赤ちゃんが落ちた。すぐに父親である男性従業員が駆け付け赤ちゃんをレストラン内に運び911通報した。救急隊員が駆け付けた時、赤ちゃんの心拍が確認されたものの、搬送された病院で息を引き取ったという。

赤ちゃんの体には砂利や汚れが付着していたが、検死解剖の結果「産まれた時には健康に問題はなかった。これはゴミ箱に捨てられたことによる殺人である」と断定された。グリーンビル警察の調べでは、エステラは「赤ちゃんは死んだと思った」と供述しているという。18日、2人は虐待による殺人だけでなく、エステラは殺人、赤ちゃんをゴミ箱へ捨てた祖母のロレンザも殺人幇助容疑で逮捕された。

実はエステラ、昨年にアメリカから国外退去命令が出されていたにもかかわらず出国していなかったことが今回判明した。警察は今も捜査を続けており、2人は保釈金無しでグリーンビルの拘置所に身柄を拘束されている。

母親と祖母によって奪われた小さな命を悼む人々からは「どうしても育てていけないというなら、他に方法があるだろう。ゴミ箱に捨てるなんて最低だ」「違法にアメリカで暮らして赤ちゃんを産み捨てるなんて…ひどすぎる」といった怒りと悲しみの声があがっている。

画像は『Inside Edition 2017年7月19日付「Mother Gives Birth in Restaurant Bathroom, Grandma Helps Stash Baby in Trash: Cops」(Handout)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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