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【海外発!Breaking News】8か月の乳児に抗ヒスタミン剤を過剰投与し死亡させたベビーシッター、懲役17年の可能性(米)

TechinsightJapan / 2017年7月29日 17時22分

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親が子供を他人に預けるとき、そこには預ける人への絶対的な信頼が必要だ。しかしその信頼を裏切り、ベビーシッターが生後8か月の乳児に投与してはならない抗ヒスタミン剤を与えて死亡させるという事件が2016年5月に起こり、このほどその裁判が行われた。『The Independent』『ABC News』など複数メディアが伝えた。

2016年5月13日、米オハイオ州レイノルズバーグに住むケイティ・マルキーさんは生後8か月のハディックス君を当時43歳のロリー・コンリーに預けた。

コンリーは10代の我が子3人を養うために、コロンバス郊外にある自宅で無認可のデイケアを運営しており、事件があった日もハディックス君以外に8人の子供の面倒を見ていた。

しかしハディックス君を眠らせようとしたコンリーは、店頭販売されている花粉症や鼻炎アレルギーに効く抗ヒスタミン剤「Benadryl」を大人の服用量与えた。その後、ハディックス君が無反応になったことに気付いたコンリーは911へ通報。ハディックス君はすぐにコロンバスにあるネイションワイド小児病院に搬送されたが、過剰摂取によりその日に死亡が確認され、家族を悲しみのどん底に突き落とした。

コンリーには当初、750,000ドル(約8,300万円)の保釈金が設定されていたが、今年7月24日に同州フランクリン郡の裁判所で行われた裁判で罪を認めたコンリーには、証拠の改ざん及び子供を危険に曝した罪、過失致死罪で17年の懲役刑が科せられることになるとみられている。

ハディックス君以外にも2児の母であるマルキーさんは、当時の悲しみをこのように述べている。

「ハイハイができるようになったこと。最初の歯が生えてアイスクリームが大好きだったこと。そんな息子の無邪気な姿ばかり思い出します。親よりも子供がこんなに早く旅立ってしまうなんて悲し過ぎます。まさか息子に薬を投与されるとは思ってもいませんでした。絶対に許せません。」

コンリーは「ハディックスを眠らせようと思った」と供述しているが、小児用の「Benadryl」でさえも「2歳以下の子供への使用を禁ずる」というガイドラインを設定している。なお2016年3月にも、コネチカット州で無認可デイケアを運営していた53歳の女が生後4か月の男児に鼻炎などのアレルギー症状によく使用される薬を投与し、死亡させる事件が起こっていた。

画像は『GoFundMe 2016年5月15日付「A wagon in memory of Haddix Mulkey」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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