【海外発!Breaking News】ココならではのアクシデント! 高層マンションを突き抜ける重慶市のモノレール
TechinsightJapan / 2017年8月3日 14時54分
今年3月、テックインサイトでは中国の重慶市に“トンネル状の穴”が開いている高層マンションについてお伝えしていた。そこを通るのはなんとモノレール。しかしその運転手にはほかの路線では経験することのない苦労があるようだ。動画でも紹介され、人々の苦笑を誘っている。
さすがは「世界トップの空中回廊展望台」を誕生させた都市である。中国・重慶市の高層マンション街にモノレールの線路が建設されたのは2004年のことで、渝中区、九竜坡区、大渡口区を通るこの2号線では、モノレールが19階建てマンションの6~8階部分を突き抜けるように走る。マンション内には駅が設置されているが騒音対策もばっちりで、雨に濡れることなく通勤通学ができることからマンションの価格は高いそうだ。
ところが先月28日、その2号線において線路に異変を感知したことからモノレールが急停止し、運行再開まで1時間を要したという。原因はアパート高層階のバルコニーから落下した毛布。運転手はモノレールの車体を思い切りそこに近づけると、長い棒を手に身を乗り出し毛布に引っ掛け、線路から払い落とした。天気が良いとそのマンションの住民がバルコニーに毛布や布団を干すことがあるという。
「“無理”という言葉はない」とでも言わんばかりに強気な中国のインフラ整備。彼らはまさかと思うような場所に何かを作ってしまおうとする。杭州市では2015年、地権者1名の同意を得られないなか高速道路が建設され、急カーブが続く危険な蹄鉄型の路線となってしまった。また2016年秋には「万里の長城」八達嶺長城の102メートル直下に新幹線の駅を建設する計画があることを発表していた。
画像は『NDTV 2017年8月1日付「Train That Passes Through High-Rise Comes To Halt For The Weirdest Reason」(YouTube by People's Daily, China)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
都営大江戸線なぜ「うるさい」? 建設後押しの“2大特徴”が騒音の原因に ただし改善も進行中
乗りものニュース / 2024年9月20日 7時12分
-
都電荒川線の沿線風景変わる「トンネル工事」の今 雑司ヶ谷―鬼子母神前間の地下に道路開通予定
東洋経済オンライン / 2024年9月19日 7時0分
-
蒲蒲線が一歩前進「羽田アクセス」新路線の現在地 国が予算案に費用初計上、JR新線の進み具合は?
東洋経済オンライン / 2024年9月13日 7時0分
-
マレー半島、ジャングル縦走「夜行急行列車」の旅 首都クアラルンプールは都市交通が充実
東洋経済オンライン / 2024年9月3日 7時30分
-
羽田空港連絡鉄道の現在と未来 最も近い大田区の行方は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月29日 7時10分
ランキング
-
1明石家さんま、直筆メッセージ付き出産祝いが話題「初めて見た」「字可愛い」スピードワゴン井戸田潤が公開
モデルプレス / 2024年9月23日 15時4分
-
2「news zero」新パートナー発表 長濱ねる・篠原ともえ・野口啓代が抜擢
モデルプレス / 2024年9月23日 12時0分
-
3宝塚星組トップスター・礼真琴が退団 来年8月の次回作公演をもって 24日に会見
スポニチアネックス / 2024年9月23日 16時19分
-
4「朝ドラ史上最高傑作」が再放送スタート ネット反響「初回から泣いた」「冒頭3秒で涙」「主題歌ビックリ」
スポーツ報知 / 2024年9月23日 12時10分
-
5フジ内田嶺衣奈アナ、第1子妊娠を発表 2021年に社内結婚【全文】
モデルプレス / 2024年9月23日 18時36分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください