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【海外発!Breaking News】確率は70億分の1 3歳児の身体を持つ13歳少年(英)

TechinsightJapan / 2017年8月18日 21時37分

現在のタンディーさんはアンガス君の世話をフルタイムでしている。障がいを抱えるアンガス君を連れていると、世間からジロジロみられることも少なくない。しかし本人は笑顔を絶やさず、大好きな水泳を楽しみ、地元にあるパーク・レーン・スクールにも通っている。

様々な学習障がいを抱えコミュニケーションが困難な子供たちを教えているこの特別学校では、個々のレベルに応じた授業カリキュラムが作成されており、アンガス君は2歳半から通学している。19歳まで通う予定だが、卒業後は仕事をすることは困難なため、将来のことは未定だとタンディーさんは話している。

アンガス君には2歳年上の兄オーティス君(15歳)がいる。オーティス君は身長が182cmと大柄なので、アンガス君の病気を知らない人は兄弟がたった2歳違いとは誰も気づかず、弟の年齢を聞かれて“13歳”と答えると“13か月”と勘違いされることもあるそうだ。オーティス君は障がいを抱える弟を常に思いやり、兄弟間の絆は深い。

タンディーさんは、子供たちの父ジェームズさん(48歳)とは3年前に別れた。アンガス君は最近、英大手小売業者「マークス&スペンサー(Marks&Spencer、M&S)」と障がい児童支援をする慈善団体「Newlife」の支援を受けて、2,200ポンド(約31万円)の特別なサポートを必要とする子供のための携帯用安全ベッド「Safety Sleeper」を手に入れることができた。このおかげで、1か月に4日間だけ父親の家で過ごすことも可能になったそうだ。タンディーさんは「母子家庭だけでない、普通の家族生活の機会を子供たちに与えてやること」を心がけているという。

非常に稀な遺伝子疾患の子供を抱えながら長男も育てるタンディーさんの生活は、決して容易ではない。「アンガスは成長しない赤ちゃんのようです。外出時もチャイルドシートを使用していますし、多くの荷物を持って出かけなければなりません。でも本人はいつでもどこでも幸せで、笑顔の絶えない子です。時にはやんちゃな笑い声をあげることもありますよ。そんなアンガスの笑顔を見ていると周りもつい笑顔になってしまうようです」と語っており、大変ながらも親子3人の生活が満たされたものであることは、笑顔溢れる写真からもうかがえる。

画像は『Manchester Evening News 2017年8月15日付「Meet Angus - the brave 13-year-old boy with a rare condition that means he's the size of a toddler」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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