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【海外発!Breaking News】道端に倒れている人を助けようと車を停めたが…悪質なカージャックが横行(南ア)

TechinsightJapan / 2017年8月21日 13時24分

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車で走行中、道端に倒れている人がいたら助けるべきであろうか。南アフリカでは倒れた人を心配して車を停めた人を襲うという、優しさを逆手に取った悪質なカージャックが頻発しているようだ。『News24』が伝えている。

交通警察官として働くブルース・チロアネさんは今月16日、仕事を終えいつものように家路を急いでいた。クルーガー国立公園近くの町チョチョチョ(Chochocho)を通り過ぎた頃、チロアネさんは道に倒れている若い男性に気付いた。一度は通り過ぎたものの、そこは警察官である。「これは無視するわけにはいかない」と引き返した。

車を停めたチロアネさんは、助手席側の窓をノックする音に振り向いた。しかしそこに立っていたのは、銃を構えた1人の男。路上に倒れていたのはただのおとりで、チロアネさんは男に銃を突き付けられたまま車から引きずり降ろされ、手足を縛られた。

その後、カージャック犯2人はチロアネさんの持っていた銃を取り上げると「おとなしくしていろ。パキスタン人の店を襲い金庫を奪うのに車と銃がいる。それが終わったら車と銃は返す」と言って彼を茂みに放置し、警察車両フォード・レンジャーに乗って去っていった。

仕事を終えたと思われる2人が戻ってきたのは、約45分後だった。チロアネさんの写真を撮り「お前がどこに住んでいるか知っている。警察に話したらお前を探し出すこともできる」と脅したという。

解放されたチロアネさんは「殺されることなくホッとしています。車は戻ってきましたが、彼らは私の銃とともに行方をくらましました。今後あの銃を使った犯罪が起きないことを願うばかりです」と話している。アコールンフック警察は誘拐とカージャックの容疑で捜査を開始したが、犯人はいまだ見つかっていないようだ。

南アフリカで頻繁に発生するカージャック事件だが、ここのところ悪質なものが増えている。ケープタウンでは今年6月、救命措置の最中に救急隊が強盗に襲われるという事件が起こっていた。

画像は『News24 2017年8月16日付「Robbers steal cop's vehicle, return it 45 minutes later」(Duncan Alfreds, News24)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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