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【海外発!Breaking News】性転換した夫、2人の子供、新しい恋人と一緒に暮らす女性(米)

TechinsightJapan / 2017年9月6日 6時0分

それ以降、クリスティンさんはネットで“トランスファミリー”について調べ、フレッドさんが女性になるまでにはホルモン治療以外に心理カウンセリングや性別適合手術などが必要と知った。2006年8月、フレッドさんは「性同一性障害」の診断を受け、セーダという女性の名前に変えた。

クリスティンさんは将来のことが不安で仕方なかったが、一緒に暮らしていく中でセーダさんに温かな気持ちを抱くようになっている自分に気付いた。「セーダはフレッドとは異なりますが、それでも過去に恋に落ちた夫と性格上共通する点がいくつかあるんです。でも友人があまりおらず落ちこみがちだった夫とは違いセーダには友人も多く、自分自身が人生を幸せだと感じているところが違いますね」とクリスティンさんは話す。

当時6歳と4歳だった2人の息子にも父親のことを正直に伝えた。まだ幼かった子供たちは意外にも事実を受け入れ「Daddy(ダディ)」の代わりにセーダさんを「Maddy(マディ)」と呼ぶようになったそうだ。家族や友人らにも伝えたところ驚くほどサポートがあり、クリスティンさんの母も「結婚生活が終わってしまったことは残念だけど、あなたの夫は自分らしく生きている今が幸せなんだから」と理解を示してくれたという。

そして2013年7月、衝撃的な告白から8年の月日を経て、セーダさんはカリフォルニア州で性別適合手術を受けた。クリスティンさんはこれまでの心境をこのように語っている。

「私の“夫”はこの世から消え去り、私たちの結婚生活は奪われました。でも、夫がいた場所には今、私の親友がいます。セーダのそばでサポートし続けた自分を誇りに思うし、彼女をとてもリスペクトしています。家族の形は変わったけれど、愛する人を受け入れることの大切さを私に教えてくれました。セーダが、私にフレッドとの幸せな結婚生活を与えてくれたことにとても感謝しています。」

2014年、クリスティンさんはリチャード・バートレットさん(50歳)に出会い交際するようになった。その翌年、リチャードさんはクリスティンさんとセーダさん、2人の子供たちが住む家に引っ越して来た。セーダさんとリチャードさんはすっかり意気投合し、元夫と新しい恋人、子供2人の共同生活は意外にうまくいっていると、自身の経験を綴った著書「Housewife: Home re-making in a Transgender Marriage」を出版したクリスティンさんは明かしている。

このニュースを知った人からは「セーダさんは元妻や子供たちからの理解とサポートが得られてとてもラッキーだと思う」「相手を理解して受け入れることって大切だね」「違った愛の形を育んで、今でも愛し合っているんだね」「素敵な家族。子供たちも理解して、ハッピーでいられるのっていいこと」といった声があがっている。

画像は『Mirror 2017年9月3日付「‘My ex husband became a woman after 12 years of marriage but we still live together - with my new boyfriend’」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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