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【海外発!Breaking News】乳がんで両乳房切除した女性、素晴らしいアイデアのタトゥーを施す(英)

TechinsightJapan / 2017年9月11日 21時0分

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乳がんを患い、両乳房切除と再建手術を受けた3児の母親。彼女の胸に素晴らしいデザインのタトゥーが施された。これにより再び自信を取り戻した母親は、英メディア『Metro』に「乳がんを患う人たちへの励みになれば。自分の決断に誇りを持って」と語っている。

英ウェスト・ヨークシャー州リーズに暮らすミッシェル・コールさん(42歳)は、乳がんにより母のキャスリーンさん(享年49)と姉のデボラ・ダンネルさん(享年39)を亡くしている。デボラさんは乳がんや卵巣がんのリスクが高くなるとされる「BRCA1」遺伝子を持っており、ミッシェルさんもその遺伝子を持っている可能性が高いと言われていた。

2012年1月のある日の朝、ミッシェルさんは右胸のしこりに気付き、公立病院「Leeds General Infirmary(リーズ・ゼネラル・インファーマリー)」で数回にわたる検査を受けたところ、予期していた通り乳がんと診断された。すぐに化学療法が必要と言われ、2月~5月の間に8セッションに及ぶ治療を行った。そして検査の結果、ミッシェルさんもやはりBRCA1の遺伝子を持っていることが明らかになった。

ミッシェルさんには24歳、22歳、11歳と3人の子供がいるが、末っ子のエリーちゃんは脳性麻痺を患っており、ミッシェルさんがつきっきりで世話をしている。「子供のためにも死ねない」と思ったミッシェルさんは、同年7月に両方の乳房の切除手術を行い、続いて乳房再建術も受けた。2015年6月には、卵巣がんのリスクを減らすために子宮摘出手術も行ったという。

乳房を切除してから最初の数年間は、傷がついた胸にタトゥーをすることなど考えもしなかったミッシェルさんだが、乳がんの治療を始めてから5年経った今年2月、自分がしたことに誇りを持とうと胸にタトゥーを入れる決心をした。

そして人と違うデザインにしたいと思ったミッシェルさんは乳房切除術後のタトゥーをリサーチし、ウェイクフィールドにある「South Heaven Tattoo Studio(サウスヘヴン・タトゥースタジオ)」でタトゥーを彫った。

1回3時間の施術を3週間ごとに受け、4か月の期間と720ポンド(約102,000円)を費やしたが、黒のインクのみで施されたそのタトゥーは、まるでレースのブラを着けているようなイリュージョン・タトゥーであり、ミッシェルさんにとって特別なタトゥーに仕上がった。

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