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【海外発!Breaking News】電車が大好き! 14歳の老犬に鉄道会社が制服をプレゼント(英)

TechinsightJapan / 2017年10月1日 12時1分

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鉄道ファンはイギリスにも数多く存在する。しかし鉄道をこよなく愛するのは人間だけではないようだ。このほど10年近くもプラットフォームに入る電車を楽しみにしている犬に、ある鉄道会社から特別なユニフォームが贈られた。『Metro』や『Express &Star』『Staffordshire Living』が伝えている。

コリーとジャーマンシェパードの混血種であるジェイク(14歳)は元の飼い主に虐待の末、飼育放棄され、英スタフォードシャー州にある野良犬や捨て犬を救済・保護する施設「City Dogs Home」にいたところを今の飼い主ニール・マックナマラさんに引き取られた。ジェイクが2歳の時だった。

ニールさんはこの9年間、毎日のようにウェスト・ミッドランズのスタフォード駅にジェイクとやってくる。その理由はニールさんの通勤目的ではなく、ジェイクが電車を見るのが大好きだからだ。ジェイクは今では地元で「鉄道マニア犬」として名を知られており、普段駅を利用する乗客らの「マスコット犬」になっているという。

長年通っているだけあって電車が近づく気配を察するのは誰よりも早い。プラットフォームに電車が滑り込むと、ジェイクは尻尾を大きく振って喜びの鳴き声をあげる。ニールさん曰く、ジェイクは特にヴァージン・トレインズ(Virgin Trains)がお気に入りのようで、それを知った同鉄道会社スタッフはジェイクに素晴らしいプレゼントを用意した。

ちょうどスタッフのユニフォームが更新される時期でもあった同鉄道会社は、ジェイクのためにオーダーメイドでユニフォームを作成したのだ。今回のユニフォームは、イギリスのデザイナーで英国女王によって贈られるMBE(大英帝国5等勲爵士)の勲章を持つウェイン&ジェラルディン・ヘミングウェイ夫妻が2年がかりでデザインを完成させたもの。10パターン用意されており「個性が引き立てられるようなユニフォーム」に仕上がっているという。ジェイクのために小さなオーダーメイドのユニフォームも手掛けたヘミングウェイ氏は、「スタッフにもジェイクにも心地よいこのユニフォームを誇りを持って着てもらえれば嬉しい」とコメントしている。

ヴァージン・トレインズのFacebookやTwitterのアカウントには、新しいユニフォームに袖を通したスタッフらに囲まれて誇らしげにカメラを見つめるジェイクの姿が投稿されており、同鉄道会社の「ジェイクは今やわが社の一員」という言葉が満更ではない風格である。すでに14歳と老犬のジェイクだが、今後もこのキュートなユニフォーム姿がますます人気を呼ぶに違いない。

このニュースを知った人からは「うわ、可愛い!」「やっぱり制服を着ると引き締まって見えるね」「やっぱり犬っていいな」といった声があがっている。

画像は『Metro 2017年9月28日付「Dog hangs around Stafford Station for so long Virgin Trains give him a uniform」(Picture: Virgin)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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