【海外発！Breaking News】13時間労働後に死亡した14歳ロシア人モデル　「過労死ではない」と中国モデル事務所

TechinsightJapan / 2017年11月1日 11時47分

ESEEの広報担当者は「モデルは文化的事業の一種であり、中国では未成年のモデルを採用することは違法ではありません。ESEEでは約50人の外国籍のモデルがおり、そのうちの半分はロシア出身で3か月契約でやってくることがほとんどです。16歳未満のモデルは2人のみです」と述べた。

娘を亡くしたオクサナ・ディツァーバ（Oksana Dzyuba）さんは、ブラダさんが死亡前に「ママ私、本当に疲れているの。もっと眠りたい」と電話で訴えていたことを明かしており、この時すでに病気の兆候があったのではないかと推測している。心配したオクサナさんは、ブラダさんに絶えず電話をかけては「病院に行くように」と伝えたそうだ。またブラダさんに会うため、中国への渡航ビザの申請まで行っていた。しかしブラダさんはオクサナさんを待つことなく帰らぬ人となってしまった。

ブラダさんの中国への渡航手配を行っていたパーム・モデリング・エージェンシー（Perm modelling agency）のエルヴィラ・ザイツワ（Elvira Zaitseva）さんは、「このような結果になるとは誰も予想していませんでした。現在は情報を収集している最中です」と語っている。

画像は『Siberian Times　2017年10月27日付「Modelling scandal: young girl dies in China after 13 hour fashion show with no medical insurance」（Picture: Oksana Dzyuba）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　MasumiMaher）