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【エンタがビタミン♪】『民衆の敵』篠原涼子演じる新米議員 “議会政治”の現状をバッサリ

TechinsightJapan / 2017年10月31日 13時15分

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月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)の第2話が10月30日に放送された。第1話では主人公の主婦・佐藤智子(篠原涼子)が、玉子焼きをステーキと思って食べている息子に「本当のステーキを食べさせたい」と「年収950万円」を目当てに市議会議員に立候補する。ライバルのベテラン議員が急病で続投を辞退したことで繰り上げ当選となり、ほとんど市議会を知らない彼女が新米議員となった。ネットでは「普通の主婦が議員に当選する設定に無理がある」などの感想も見受けられるが、ドラマならではのデフォルメした描写でエンターテインメントに仕上げながら議会政治や社会問題に分かりやすく切り込んだ意欲作ではないだろうか。

第1話で初めての市議会の本会議に出席した智子は、後ろの席で机に伏せて寝ていた最大派閥“犬崎派”のベテラン議員・前田康(大澄賢也)を丸めた書類で叩き起こし「寝ちゃダメ、学校で習わなかった」と諫める。第2話ではその映像がネットで再生回数100万を超えるほどの大きな話題となり、智子が“犬崎派”のボス・犬崎和久(古田新太)から呼び出された。「前田議員は考え事をしていたのに寝ていると間違えてしまった」と本会議で詫びれば、希望する委員会に入れてやると持ちかけられ、さらにはハイヒールを贈られたり料亭での会合に招待されてご馳走になる。

「謝ります」と返事をした智子は、犬崎の秘書に「赤で印を付けているから」と次の本会議の資料を渡された。そこには議案毎に「可」「否」と赤字で示されており、それに基づいて本会議で「賛成」「反対」を意思表示しろというのだ。

一方で智子は「迂回路を作るために公園を取り壊す」方針に反対する陳情書を出した主婦(水川あさみ)に会って、その事情に共感する。しかし本会議では「公園を取り壊す」議案に「賛成」と起立するのだった…。

また、智子と同じ選挙で当選した藤堂誠(高橋一生)は“犬崎派”に属するが、父親が大物なので犬崎も強くは出られない存在だ。その彼が智子に「政治家としてどう解決しようとするか知りたい」と興味を持ち動き出す。

ストーリーもおもしろくなってきたが、第2話では「大きな派閥の力」により議案の「可」「否」は事前に決まってしまうところに着目したい。本作は架空の市議会を舞台にしているが、国会についても似たような現状があるのではないか。素人同然の智子が持ち前の真っ直ぐな性格でそうした部分に切り込んでいくのが見どころでもある。

ちなみに水川あさみは、今回の出演について『水川あさみ mizukawa_asami Instagram』で「人は見た目が100パーセントのプロデューサーと東京女子図鑑の脚本の黒沢さんが携わってるというご縁で」と明かしている。第1話では桐谷美玲がゲスト出演しており、次は誰が出るかも楽しみだ。

画像は『水川あさみ 2017年10月29日付Instagram「人は見た目が100パーセントのプロデューサーと東京女子図鑑の脚本の黒沢さんが携わってるというご縁で、明日の民衆の敵すこーし参加させていただきました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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