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【エンタがビタミン♪】原田泰造「石田純一さんはすごい」 主演映画会見で“両手に花”も「複雑な気持ち」

TechinsightJapan / 2017年11月2日 20時29分

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お笑いタレントで俳優としても活動する原田泰造(ネプチューン)が11月2日、主演映画『ミッドナイト・バス』(2018年1月27日公開)の記者会見に登場した。同作は一般公開に先駆けて現在開催中の『第30回 東京国際映画祭』で特別招待作品として上映される。この日は同映画祭での会見で海外からの記者のために通訳も入り、緊張気味の原田だったが「再出発感動系の映画に出られて良かった!」と喜びを露わにした。

共演の山本未來、小西真奈美、七瀬公、そして竹下昌男監督らと会見場に現れた原田泰造は、バラエティ出演時とは違い硬い表情だったが、「まだ自己紹介をしていませんでした。は~らだたいぞうでーす! 曲がったことが大嫌い~」と突然大声で自身のネタで自己紹介。しかしすぐに「すみません、まだ緊張しています」と真顔に戻った。自己紹介ネタを通訳者が英語で話すと会場にはクスクスと笑い声が漏れた。



第27回山本周五郎賞・第151回直木三十五賞の候補になった伊吹有喜氏の同名小説を完全映画化した同作は、新潟県を舞台に一度壊れた家族がそれぞれの岐路に立ち、葛藤しながらも再出発する感動作だ。原田は深夜バス運転手の主人公・高宮利一を演じるが、「監督からバスを運転する画が欲しい」と言われて、実際に大型自動車免許を取得したという熱の入れようだ。原田は「教習所に何か月か通ったんですが、教習所の人が親切だった。だんだん楽しくなってきて早く運転したいと思っていた」と免許取得の過程も楽しんでいたようで「実際にバスを運転させてもらって、本当のバスのドライバーさんに『上手いね』と褒めてもらった。やはり僕は褒められて伸びるタイプ」とまんざらでもなさそうな笑みを浮かべた。



さらに山本未來と小西真奈美の間に座っていた原田は「すごく複雑な気持ち。元妻(山本)と恋人(小西)の間に挟まれているんですけど、石田純一さんってすごいんだなと」と会場を爆笑させたものの「(居づらい気持ちになるのは)『ミッドナイト・バス』の高宮利一にまだなっているんだなと」と俳優としての顔をのぞかせた。





また息子役の七瀬公が「未來さんが休みの日にご飯に連れて行ってくださった」と新潟でのロケ中のエピソードを披露すると、原田はすかさず「良かったら僕もご飯、連れて行って」と山本にアピール。七瀬は「原田さんはずっと話相手をしてくれる日もあった。(劇中で)家族の感じは出せたと自負しています」と胸を張った。



竹下監督は「1年前は制作資金も目処が立っていなくてキャスティングの最中だった。1年後に東京国際映画祭にいるのは感無量です」としみじみ。そして「いろいろな方のサポートを得てできた映画です」と感謝した。



会見には他に、音楽を担当したヴァイオリニストの川井郁子、制作として星野純朗氏も出席した。なお、自宅で足を骨折した山本未來は、先月25日に開催された同映画祭のレッドカーペットと同じくこの日も車椅子と松葉杖で登壇したが、あと1か月で完治することが司会者から伝えられた。



(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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