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【海外発!Breaking News】女性飼育員、シベリアトラに襲われ重傷 来園者の目の前で(露)

TechinsightJapan / 2017年11月7日 16時5分

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ロシアの動物園で今月5日、餌を持ってトラの囲いの中に入った女性飼育員を、別の場所に隔離されているはずのオスのシベリアトラが襲撃した。女性は囲いのそばにいた数名の来園者の機転により命を救われ、現在は病院で治療を受けている。『Metro』『New York Post』などが伝えた。

ロシア西部カリーニングラードの動物園で、若い女性飼育員(名前などは明らかにされず)がオスのシベリアトラ“タイフーン(Typhoon)”に襲われるという事故が起こった。

女性は餌である肉の塊を持って囲いに入ったところ、タイフーンに不意打ちされ天を仰ぐ形で押さえつけられた。この様子を目の当たりにした数名の来園者は、女性を何とか助けようとタイフーンに向かって石を投げ、近くにあったカフェの椅子やテーブルなどを片っ端から囲いの中に放り込み、大声を出して威嚇した。騒ぎに気付いた他の来園者も協力し、女性はタイフーンがひるんだ隙に奥の部屋へ駆け込み、九死に一生を得た。

地元保健省のスタッフは「女性は病院に搬送され手当てを受けています。前足で何度も引っかかれ重傷を負いましたが、意識ははっきりしており命に別状はありません」と述べている。しかし一部始終を見ていた来園者のひとりは「女性は顔からかなり出血していました。トラを振り払おうと叫び続けていました」と恐怖の冷めやらぬ様子で語った。

シベリアトラはアムールトラとも呼ばれ、ネコ科の中では最大で体重300キロに達することもある。平均寿命は15歳だが、動物園のスタッフは「タイフーンは16歳と高齢ですが、これまで飼育員に凶暴な面を見せたことはありませんでした」と話しており、困惑を隠せない様子だ。

事故当時、他のスタッフは現場におらず、タイフーンは本来なら別の場所に隔離されているはずであったが、何らかの原因でその場所から出てしまったのだという。その後タイフーンは麻酔銃で捕獲されているが、警察では事件性も否定できないとしてその経緯を調べている。

なお今年1月には中国で、動物園の囲いを越えて侵入した観光客がトラ3頭に襲われ死亡している。トラの攻撃は執拗で1頭は射殺されたという。

画像は『Daily Star 2017年11月6日付「Huge tiger called Typhoon pins down and mauls zookeeper as she screams on the floor」(EAST 2 WEST NEWS/WILL STEWART)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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