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【海外発!Breaking News】「犬をイイコに育てる方法」ついに判明 生後6週までにしておくべきこと(英)

TechinsightJapan / 2017年11月20日 15時48分

その時期が過ぎ、身体のサイズがぐんぐんと成長する生後2~4週の間に行われたのは、やはり“接触”をテーマにしたしつけ。触り心地の経験と記憶を増やすことを目的に、コンクリート、ゴムほか異なる材質の床を歩く練習が始まった。また聴覚が発達してくる頃だけに、携帯電話の呼び出し音、テレビの音、洗濯機、食器洗浄機など生活の中の音をあれこれと聴かせ、慣れさせていったという。

そして生後5週を迎えた犬はいよいよ散歩を始める。世界がいっきに広がる瞬間だ。訓練士は第2グループの子犬たちをヒゲ、帽子、サングラスなどの特徴を持つ人々のそばに積極的に近づけてみる。さらに自転車、猫、鳥、ほかの犬などと遭遇しても好奇心で瞳を輝かせ、楽しそうな表情を見せるようであればしつけは順調ということになる。だが訓練士はまだ満足しない。子犬たちの目の前で傘をバサッと開いたり閉じたりし、はっと驚くような状況をわざと作っていく。時には鏡の前に子犬を連れていき、自分自身の行動をじっと観察させてみることもあるそうだ。

この研究調査の責任者であるヘレン・ホワイトサイドさんは、「これまでに判明しているのは、誕生後のできるだけ早いうちから人との戯れやしつけが行われていた犬は、生後たった6週でも堂々とした雰囲気が感じられ、成長とともに人や環境にも高い順応性を示すということ。また生後8か月ではその優位性がますます顕著となり、分離不安もぐっと少なく落ち着いた態度を見せてくれることがわかりました」と述べている。

愛くるしい子犬は元気に満ち満ちているものだが、やはり目指すべきは堂々とした振る舞いで誰からも愛される静かな犬となること。しっかりとしたしつけにより一旦イイコに育ってしまえば、よほどのことが起きない限りその性格は長きにわたり持続するのだ。子犬を飼うと決めたら、たっぷりの愛情と素材を変えた数枚のブランケット、そして柔らかめの歯ブラシを用意して迎えて頂きたいものである。

画像は『Guide Dogs 2017年11月16日付「Guide Dogs face fur appeal」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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