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【海外発!Breaking News】顔面奇形で生まれた女性、18もの手術を経て幸せを掴む(英)

TechinsightJapan / 2017年11月20日 21時0分

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愛する人との挙式は誰にとっても感慨深いものとなることだろう。しかし英ノーサンプトンシャー州在住のある女性にとっては、愛する人と出会い晴れの日を迎えたことがさらに特別なものとなった。英メディア『The Independent』『Metro』などが伝えている。

ノーサンプトンシャー州コービーに暮らすコーディー・ホールさん(25歳)の人生は、1992年に生を受けたその日から決して容易な道のりではなかった。コーディーさんは、顔の左側の大きな痣により腫れと歪みを与えてしまう顔面奇形で生まれた。

医師はコーディーさんが6歳になるまでなす術がないこと、顔面奇形のまま過ごさなければならないかもしれないことを両親に伝えた。しかしコーディーさんの両親は諦めなかった。娘の症状を徹底的にリサーチし、深刻な顔面奇形の子供たちを手術した経験を持つ医師をアメリカに見つけたのだ。

そこで両親は230,000ポンド(約3,400万円)の募金を集め、コーディーさんをニューヨークにあるルーズベルト病院へ連れて行った。そして1993年、コーディーさんが1歳の時に治療を開始した。

フェイスリフト、鼻形成術、皮膚移植、脂肪吸引、皮膚擦傷術、レーザー手術や目の手術など14年にわたって受けてきた手術は18にも及んだ。手術の痛みにも耐えながらの長期にわたる治療で、コーディーさんは精神的にも辛い時期を過ごしたという。

「中学生になった頃、周りからジロジロ見られたリ、知らない人からも顔のことを聞かれるようになってとても嫌な思いをしたこともありました。家に帰って『もう嫌だ』と両親に話したりもしました。」

しかしコーディーさんは、最終的に幸せを掴んだ。8年前に出会い交際してきたルイス・ホルトさん(27歳)と今年の6月に婚約し、11月10日に同州グレート・オークリーの聖ミカエル教会で結婚式を挙げた。

現在、ケタリング一般病院の外科病棟に勤務しているコーディーさんは、めでたく迎えた晴れの日を振り返りこのように話している。

「祭壇にルイスの姿を見た時、嬉し涙が込み上げてきて、とても感動的な一日となりました。どんなふうに生まれても外見じゃない。私の友達は私がどんな人間であるか、ちゃんとわかってくれています。だから必ずハッピーエンディングがあるって多くの人に伝えたいのです。」

今では周りの人に「よく頑張ったね」と声をかけられることもあるそうだ。美しいドレス姿で幸せいっぱいの笑顔を見せるコーディーさんのニュースを見た人たちからは、「あなたはとても美しいわ」「真実の愛を見つけて本当に良かったね。おめでとう」「希望を捨てちゃダメだってことだよね」「これからもお幸せに」といった祝福の声があがっている。

画像は『Metro 2017年11月18日付「Woman who had 18 operations to fix disfigured face gets married」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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