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【海外発!Breaking News】出会い系サイトに潜んでいた“ハンニバル・レクター” 41歳女性が顔中を噛みつかれる(露)

TechinsightJapan / 2017年11月21日 17時22分

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巷では有名な精神科医であったものの、拘束された精神科病院で女性看護師の顔面に噛み付き、舌を食べるなど恐ろしい猟奇殺人を展開した“ハンニバル・レクター博士”。俳優アンソニー・ホプキンスの熱演が話題となった映画『羊たちの沈黙』以来、女性の顔に噛みつく精神異常者といえば誰もがその名を思い浮かべてしまう。このほどロシアで、40代の女性が出会い系サイトを通じて“ハンニバル”さながらの男に近づき瀕死の重傷を負ったもよう。英メディア『The Sun』が伝えた。

同年代の男性と知り合い、意気投合したらデートをしたい―そんな軽い気持ちからふと出会い系サイトを利用してしまった看護師のイリーナ・ゴンチャーさん(41)。彼女の目に留まった男はアナトリー・エズコフ(45)。少し険しさはあるが整った顔立ちの男で、ゴンチャーさんはさっそく彼と連絡。翌日にも会うことにした。

デートではかなり酒を飲み、ドラッグもやっていたとみられるエズコフ。その後、自分の滞在しているホステルにゴンチャーさんを連れ込み、彼女の体を縛りあげると殴り始め、続いて彼女の首、顔、肩に噛みついて歯を強く食い込ませた。ゴンチャーさんの鼻、指先、耳介は一部食いちぎられ、肩には穴が開いて大きな傷跡となっている。その時の状況について、ゴンチャーさんは地元メディアの取材に「拷問は4時間も続き、彼が私を殺そうとしていたのは明白です。首を絞めようとしましたが、出血がひどくて指が滑っていたようです」などと説明している。

またゴンチャーさんの被害届によりエズコフは逮捕されたものの、取り調べが済むと保釈となってどこかへ消えてしまった。ゴンチャーさんと家族は「再び姿を現して襲われるのではないかと不安で仕方がない」として警察への強い不信感を漏らしている。なぜそんな危険な男の身柄を拘束しておかないのかというメディアの質問にも、警察はコメントを避けているもようだ。

2014年には英サウス・ウェールズのホテルでも若い女性が顔を食べられて死亡する事件が起きていた。犯人はパートナーへの暴行につき有罪判決を受けて服役した過去をもつ34歳の男。被害に遭った22歳の女性は顔の半分を食べられており、眼球も失っていた。多くの人々が「まるでハンニバル・レクターのよう。精神異常にも程がある」として震え上がったが、世界ではこうした事件が毎年のように起きている。

このたびの事件で気になるのは、ゴンチャーさんが助けを求めて何度も叫んだのに対し、ホステルにいたほとんどの者が知らん顔をしたため通報がかなり遅れたという事実である。実は大勢のアルコール依存症患者がそこに暮らしているため、奇声や喧騒は日常茶飯事であったとのこと。皆が知らん顔をして通り過ぎるのも無理はなかったようだ。出会い系サイトにはどうしても危険な人物や罠が一定数含まれていることを、忘れてはならないであろう。

画像は『The Sun 2017年11月8日付「DATE FROM HELL Russian ‘Hannibal Lecter’ bit off nurse’s ears, nose and fingertips after inviting her to his flat for romantic meal」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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