【海外発!Breaking News】末期の病を両親に告げず他界した21歳男性の母「息子はヒーロー」(英)

TechinsightJapan / 2017年11月25日 5時30分

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難病とされる遺伝子疾患を患う男性が、このほど21年の生涯を閉じた。男性は「これ以上心配をかけたくないから」として、病院に自分の病が末期であることを両親には黙っていてほしいと頼んでいたという。英メディア『The Sun』『Gloucestershire Live』などが伝えている。

英グロスタシャー州チェルトナムに暮らすジェイミー・グリーンさん(46歳)とフィルさん(43歳)は、11月11日大切な息子のひとりを亡くした。

ベン・グリーンさん(21歳)は気道や消化管の粘液、また分泌液の粘り気が強くなり呼吸困難や消化機能の低下を引き起こす難病とされる遺伝子疾患「嚢胞性線維症」を患っており、長い間その病と闘い続けてきた。

しかし11月11日、ベンさんは息を引き取った。悲しみに暮れる両親だったが、後にベンさんが病院側に頼んでいたある言葉を知ることとなった。

ベンさんは病院側に、自分の容態がどれほど深刻であるかということを両親には伝えないでほしいと頼んでいた。だが、亡くなる前に投稿したSnapchat(スナップチャット)には「こんな恐怖は今までに感じたことがない」と綴られてあったという。これを知った母ジェイミーさんは、涙ながらにこのように語っている。

「こんなに急に逝ってしまうなんて予想もできず、家族全員が大きなショックを受けています。息子は、私たちにこれ以上の心配をかけたくないと思ったのでしょう。痛みを感じるのは自分一人でじゅうぶんだという気遣いで、私を守ろうとしてくれたのです。息子は私のヒーローです。」

ジェイミーさん曰く、ベンさんは自分の病と向き合いながらも決して特別扱いされることを望まず、自分のことよりも周りを気にかける性分だったそうだ。「外出するとホームレスの人にお金をあげたりするような子供でした」と人を思いやる気持ちにあふれていたことを明かす。

「あんなに強い精神の持ち主には出会ったことがない」と両親に思わせるほど、ベンさんは病の悪化を誰にも知られたがらず一人で抱えていたのだ。「心配させたくない」と親を思う息子だったが、ジェイミーさんは「もし容態の深刻さを知っていれば、もっと何かできたはず」と話している。

3歳~22歳の5人の姉妹と4人の兄弟の間に育ってきたベンさんの葬儀は、11月29日に行われる予定とのことだ。このニュースを知った人からは「死を一人で抱えて生きるなんて、とても勇敢な人だったんだね」「ご冥福をお祈りします」「でも母親の立場として、息子の余命は知っておきたかったと思う」といった声があがっている。

画像は『The Sun 2017年11月19日付「‘HE’S A HERO’ Heartbroken mum reveals son, 21, knew he would die but didn’t tell parents to ‘protect them’」(IMAGE: SWNS:SOUTH WEST NEWS SERVICE)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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