1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】シークレットサンタ、2年間昏睡状態の6児の母がいる一家に110万円超を寄付(米)

TechinsightJapan / 2017年12月21日 21時43分

【海外発!Breaking News】シークレットサンタ、2年間昏睡状態の6児の母がいる一家に110万円超を寄付(米)

人々に喜びと感動を与えるシークレットサンタの存在は有り難い。このほど米アイダホ州に現れたシークレットサンタのサプライズが、ある一家に大きな喜びをもたらした。米メディア『Inside Edition』『East Idaho News』などが伝えている。

アイダホ州東部に拠点を置くニュースサイト『East Idaho News』では、過去2回のクリスマスにサポートが必要な家族や個人に「シークレットサンタ」を派遣して年総計10万ドル(約1,130万円)の寄付を行ってきた。3年目となる今年は金額を倍の20万ドル(約2,250万円)にして、本当に援助が必要な家族をネットで募集。ただしあくまでもサプライズなので、援助が必要な本人が応募することはできないルールとなっている。このほど同メディアスタッフがサンタ姿に扮して、今年選ばれた人たちのもとを訪れた。

同州ポカテッロに暮らすバーテルさん一家はこの2年間、苦難の日々を過ごしている。2015年8月30日に6児の母ローリアンさん(47歳)が自宅で倒れ、病院に搬送された。出血性潰瘍と診断されすぐに止血手術が行われたが、潰瘍が動脈に近接していたことから、2日後に大量の出血を起こし緊急手術が施された。しかしローリアンさんの脳内が酸素不足となり、脳が損傷を受けてしまったのだ。

夫マイクさん(53歳)は、10月にローリアンさんが退院してからも自宅でほぼつきっきりで介護をしている。現在12歳~24歳となった子供たちも、母親の介護のために仕事量を減らさなければならない父親に協力して、交替でローリアンさんの世話をしているという。働いている子もいるが、学校に通う子たちは募金活動をするなどして一家でなんとか生活をやりくりしてきた。

そんな中、突然メディアスタッフの訪問を受けたマイクさんは、手渡された小切手のサプライズに「信じられない」と思わず涙ぐんだ。1万ドル(約113万円)の寄付金は、まさにこの一家が何より必要としているギフトだったからだ。

マイクさんによると昏睡状態から2年経った今、ローリアンさんの容体はほんの少しずつではあるが回復しているという。一家は「いつかきっと、はっきりと意識を取り戻す時が来るはず」という希望を持ち続けながら、日々懸命にローリアンさんの介護をしている。

ローリアンさんが寝たきりになって3度目のクリスマスを迎える一家だが、今年は親族を家に呼ぶ予定とのこと。シークレットサンタからの寄付金は生活費にあてるそうだ。もうすぐ一家は、クリスマスツリーの明かりが大好きなローリアンさんを囲んでの温かいクリスマスを迎えることとなる。

画像は『GoFundMe 2015年9月27日付「Lauriann Bartell support fund」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください