【海外発!Breaking News】不潔な枕カバー5年使用 開かない瞼の原因は100匹超のまつ毛ダニ(中国)
TechinsightJapan / 2017年12月25日 14時25分
汗とフケ、空気中を舞うほこりが大量に付着している髪の毛。横を向いて寝れば耳の汚れもこめかみの汗もこすりつけることになり、女性ならお手入れ後の化粧品もたっぷりと付着している。長時間にわたってそのすべてを受け止めているのが枕カバー。やはりタオルなどを用いて高頻度で洗うに限るようだ。なぜ小まめな交換が大事なのか、身をもって教えてくれたある中国人女性の話題を『Oddity Central』などが伝えている。
なんと5年間も枕カバーを洗っていなかったと告白したのは、湖北省の武漢に暮らす “Xuさん”という60代の女性。2年ほど前から両目のかゆみに悩まされて結膜炎やアレルギーを疑っていたが、目薬も効かなくなり瞼が開かなくなってきたことから眼科医を受診したところ、100匹以上のまつ毛ダニがびっしりとへばりついていた。また毛根、毛幹を包み込む「毛包」と呼ばれる部分にも10匹が寄生していることが判明したという。
医師の治療によりまつ毛ダニは駆除され、炎症も完治したが、その女性に限っては“また元通りの暮らしに戻れた”としてはなるまい。彼女の部屋は換気が悪く、枕カバーばかりか様々なものが何かと不潔な状態にあったことから、奇妙な瞼の病を繰り返さないためにも生活の再スタートはまずは大掃除と洗濯からとなるはずだ。
いくら毎日洗髪していてもタオルやシーツ、各種カバーが不潔であればダニは喜んで寄ってくる。ニキビや湿疹、結膜炎が治らないという人の多くは落とし切れていないメイク、日当たりが悪く換気のよくない部屋、コンタクトレンズの長すぎる装着時間のせいにするものだが、枕カバー、タオル、シーツ、クッションカバーといったファブリック類を清潔に保つことも非常に重要。さらにゴミがあふれかえってキッチンも不潔といった住環境に長くいる人はカビ、ダニほか様々な菌に大切な健康を奪われてしまう危険性があることを知ってもらいたいものだ。
画像は『馬來西亞東方日報 2017年12月2日付「常感觉「眼睛痒痒的」 睫毛竟寄生上百只蟎虫」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
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