【海外発!Breaking News】皮膚がん闘病7年、40歳女性が遺した警告「小麦色の肌に憧れた私は…」(米)
TechinsightJapan / 2017年12月30日 15時38分
日焼けサロンばかりか、もちろん天然の紫外線をたっぷりと浴びる海水浴やプールでの日焼けも危険である。大ヒット青春映画『青い珊瑚礁』などで知られる女優ブルック・シールズは、43歳の時に「10代の頃からの頻繁な日焼けを後悔。少し前に顔面に出来た前がん状態の皮膚細胞を切除してもらった」と告白していた。ニューヨーク育ちのブルック・シールズは小麦色の肌に憧れ、紫外線の危険性をまったく知らずに無防備にビーチで肌を焼いていたという。
また紫外線の危険性といえば、南極オゾンホールの真下に位置するオーストラリアの人々における皮膚がんの発症は最も深刻で、発症率はアメリカの2~3倍とも言われている。昨年10月、豪・オリンピック競泳選手のマック・ホートンさんも前胸部の大きなホクロに恐怖を募らせた1人だ。あるファンが「過去の写真と比べて色が濃く大きくなっている」と指摘するメールをチーム宛てに送り、それに促される形でホートンさんは皮膚科医へ。ホクロは安全に切除されたことをインスタグラムで報告し、彼はそれを指摘してくれたファンに感謝の言葉を述べていた。
ホクロとメラノーマについては“ABCDE”方式で両者の見分け方があるが、欧米に限らず日本でも徐々にその認識は深まっている。これらがあれば速やかに皮膚科を受診すべきであろう。
A(Asymmetrical Shape)左右非対称のいびつな形
B(Border)境界が不鮮明
C(Color)青み、黒、灰褐色、茶褐色など色味にバラつきがある
D(Diameter)直径6mm以上 頭に消しゴムが付いた鉛筆の、その消しゴム部分より大きい
E(Evolution)凸凹などが現れる、形や大きさなど見かけが変わってきた かゆみや出血、痛みが現れるものも
また成人してから出来たホクロ、爪に伸びた黒い線、足の裏にあるものは危険などと不安になる情報も多いが、それらのすべてがメラノーマということは決してない。早合点することなく、しかし安心を得るためにも一度は皮膚科医を受診する方がよさそうだ。
画像は『America Now 2017年12月14日付「Woman On Deathbed Warns Of Dangerous Habit」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
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