1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】黒人女性「私の娘はどう見ても白人夫婦の子」 遺伝子の世界に起きた奇跡(英)

TechinsightJapan / 2018年1月1日 21時50分

【海外発!Breaking News】黒人女性「私の娘はどう見ても白人夫婦の子」 遺伝子の世界に起きた奇跡(英)

祖母に似て赤毛、ブロンドの髪とブルーの瞳は母方の家系、ブルネットの髪とブラウンの瞳は父譲り…。アジアやアフリカの人々とは異なり、隔世遺伝も含めて自分の肌・瞳・髪の色は誰譲りなのかを語ることも多い欧米の人々。しかし英バーミンガム在住のある黒人女性は、誕生したわが子の外見に驚きや違和感を禁じ得なかったという。なぜなら…。

分娩を終え、腕に抱いたわが子を見て思わず「この子は本当に私の子ですか?」と助産師に尋ねてしまったことを語るのは、バーミンガムのセリー・オークに暮らすソフィア・ブレイクさん。彼女はジャマイカの出身で濃い褐色の肌を持っているが、娘のティアラちゃんは青い瞳と白い肌を持って生まれてきたのだ。

英メディア『Mail Online』とのインタビューに応じたソフィアさんは、ティアラちゃんの父親であるクリストファー・パーキンスさん(60)が白人であることを説明するも、「それでも普通はもっと褐色がかった子が生まれるものですよね。私の実子だなんて信じられませんでした」と話す。先の交際相手との間に生まれたドンチェさん(17)は褐色の肌で、ティアラちゃんと似ても似つかないことも頭が混乱する一因だという。

ティアラちゃんは、先天的なメラニン欠乏症を示す遺伝子疾患として知られる“アルビノ”ではない。ソフィアさんはブレイク一族は祖先まで全員褐色の肌だと思っていたようだが、医師はそこに異論を呈した。一族には“白い肌”の遺伝子が実はわずかながら存在しており、これまで顔を出さずにいたその遺伝子が眠りから覚めてティアラちゃんに表れたと考えられると説明し、「100万分の1ほどの確率だと思います」と添えたそうだ。

ただしティアラちゃんの通うスクールでは、PTAの誰もが「養女ではなく実の親子だなんて信じられない。ティアラちゃんは白人カップルの子にしか見えない」などと言い、驚きを隠さない。また地域のGP(かかりつけ医)にも同様に疑われたことがある。そうした影響か、ティアラちゃん本人も時々母親と自分の外見が違い過ぎることについての不安や混乱を口にすることがあるという。

そんなことから、遺伝の世界にはこんな不思議な現象も稀には起きていることを多くの人に知ってもらいたいと訴えるソフィアさん。最後に「私と似て娘のティアラは明朗で外交的。何でも自分でやってみようと努力するし、ひねりの効いたユーモアのセンスもあります。そのため私たち親子をよく知る人は『さすが血のつながった親子。よく似ている』と言ってくれますよ。ティアラはとても美しい女の子。私もそのことを誇らしく思っています」と語った。

画像は『Metro 2017年12月26日付「Black woman asked midwife ‘is she mine?’ after giving birth to white baby」(Picture: Glen Minikin)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください