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【海外発!Breaking News】病床でウエディングドレスを着て挙式した花嫁、18時間後に旅立つ(米)

TechinsightJapan / 2018年1月4日 12時33分

式の当日、ベッドに寝たままのヘザーさんにウエディングドレスを着せることを家族らは躊躇した。クリスティーナさん曰く「とても弱っているヘザーに着替えをさせることで、彼女から全ての体力が奪われてしまい、死を早めてしまうのではないかと思ったのです。だからドレスを体の上にのせるだけに留めておいた方がいいのではと言っていたのですが、ヘザーはきちんと着て式を挙げたがりました。」

どうにかドレス姿に着替えたヘザーさんだったが話す力もほとんどなく、デイヴィッドさんとの誓いの言葉も呟く程度にしか発することができなかった。しかし晴れて夫婦となったヘザーさんは、愛に満ち溢れていたのだろう。最期の力を振り絞って両手を高く持ち上げ喜びを表したのだ。

その様子をクリスティーナさんがカメラに収めソーシャルメディアに投稿すると、大きな反響を呼んだ。クリスティーナさんは、その時のヘザーさんについてこのように話している。

「ヘザーが両手を高く挙げた瞬間は、まるで『私は死を恐れてはいない。今、私は大きな愛に包まれていて祝福を受けているの』というように感じました。」

挙式から18時間後、ヘザーさんは息を引き取った。デイヴィッドさんはこの挙式を「人生で一番辛い時間だった」と言い、このように心境を吐露している。

「ヘザーはとても美しかった。この1年間、妻は激しい痛みに苦しみながら闘病生活を送ってきました。それでも私との結婚を決して諦めなかった。ここまで自分を愛してくれる人と出会えたことは、私にとって何よりの喜びです。みなさんも愛し、愛される人が存在することを当然のように思わないで、大切にしてください。私のようにこんなふうに突然、愛する人を奪われてしまうこともあるから。」

ヘザーさんとデイヴィッドさんにとって、2人が思い描いていた理想の挙式をすることは叶わなかったが、この挙式は出席した全ての人にとって忘れられない思い出となったことだろう。なおヘザーさんの葬儀は、最初に結婚式を予定していた30日に執り行われたという。

画像は『Inside Edition 2017年12月30日付「Woman Battling Breast Cancer Dies Just Hours After Her Hospital Wedding」(Photo Credit: Christina Karas)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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