【海外発!Breaking News】保護されたハリネズミ “肥満”のためダイエット決行(イスラエル)
TechinsightJapan / 2018年1月7日 15時56分
ペットが肥満になるケースは少なくないが、野生動物と人間の住む環境の境界線が曖昧になりつつある現在、自然界に身を置きながらも肥満になってしまう動物もいる。イスラエルのテルアビブ近郊ラマト・ガンにある野生動物センター、通称ラマト・ガン・サファリ内の動物病院に、道路脇で見つかったという1匹の太ったハリネズミが持ち込まれた。このハリネズミは自力でほぼ歩けず、体重は1656グラム。600グラムから900グラムという平均体重を遥かに上回る数値のため「肥満」という判断が下されることとなった。
犬や猫などに比べると代謝率の低いハリネズミだが、餌を探すために一晩で数キロも移動するため肥満になることは滅多にない。だが飼育されているハリネズミはこれほど動く必要性がないため、その多くに肥満傾向が見られるという。「シャーマン(Sherman)」と名付けられたこのハリネズミは野生で行動していたものの、近隣の住民がペットや野良猫のため餌を外に置きっぱなしにしており、それを少しずつ盗み食いして肥満になったのではないかとみられている。
ラマト・ガン・サファリの獣医サジト・ホロヴィッツ(Sagit Horowitz)氏は、「太ったハリネズミはこの先、自然界で暮らしていくことはできません。移動する際に問題が生じ、また身体を丸められないので外敵から身を守ることが不可能となるからです」と自身のツイッターで説明している。シャーマンは現在、ハリネズミ用の特別なダイエットを行っており、食事制限や運動によって体重は120グラムほど落ちたという。今後は体を丸めることができるまで体重を落とした後、今年の夏までに野生に返す予定とのことだ。
画像は『The JC 2018年1月4日付「Tubby Israeli hedgehogs put on strict diet」のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
おかげさまで45周年
PR TIMES / 2024年5月2日 18時45分
-
TVマン見た「絶滅危惧種と暮す民族」驚く日常(中) ヒマラヤで「高原の王者」野生のヤクと遭遇し…
東洋経済オンライン / 2024年4月27日 8時1分
-
水泳ダイエットで減量中の肥満猫 スイスイ泳ぐ様子が人気
東スポWEB / 2024年4月21日 13時7分
-
糖質制限すれば必しもず痩せるわけではない…人間が太るかどうかを決めるたった1つの要素
集英社オンライン / 2024年4月19日 11時0分
-
カロリー削れば太らないと頑張る人を裏切る真実 エネルギーが過剰だから体脂肪が蓄積するのではない
東洋経済オンライン / 2024年4月13日 14時0分
ランキング
-
1英、ロシア武官を国外退去へ スパイ行為理由に
共同通信 / 2024年5月8日 23時29分
-
2ハマス受諾の休戦案「拒否」 イスラエル、米に伝達
共同通信 / 2024年5月9日 9時42分
-
3無所属ケネディ氏、過去に「脳の一部を寄生虫に食べられた」と主張 米紙
AFPBB News / 2024年5月9日 14時22分
-
4尹氏、日韓関係「忍耐し前進を」 対日重視の姿勢変わらず
共同通信 / 2024年5月9日 13時38分
-
5ロシア、ウクライナのエネルギー施設に大規模攻撃 被害深刻
ロイター / 2024年5月8日 18時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください