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【海外発!Breaking News】クリスマスギフトだった仔犬、飼い主に捨てられ施設に(英)

TechinsightJapan / 2018年1月6日 21時0分

【海外発!Breaking News】クリスマスギフトだった仔犬、飼い主に捨てられ施設に(英)

クリスマスシーズンには犬猫などのペットが“ギフト”感覚で扱われ、その後「やっぱりいらない」と捨てられてしまう悲しい出来事が多発するゆえ、イギリスでは先月に動物慈善団体などが注意喚起を促していた。ところが新年早々、「面倒をみることができなくなった」と仔犬を捨てる飼い主が現れてしまった。英メディア『real fix』『The London Economic』『UNILAD』などが伝えている。

2018年、クリスマスギフトの最初の犠牲とされる仔犬がロンドン南部バタシーの「Battersea Dogs and Cats Home(バタシー 犬猫救済・保護施設)」に引き取られた。わずか生後8週の雑種犬ロニーは、飼い主の元パートナーによってウェブサイトから購入されたものの、飼い主がホームレスになり面倒を見ることができなくなったという理由でこの施設に預けられた。

ロニーは不幸にも、事実上このBattersea Dogs and Cats Homeで今年初の「望まれない犬」となった。施設マネージャーのスティーブン・クラッドドックさんは「オンラインで購入した犬が、今年初めて飼育放棄されたことに特に驚きません。ロニーは規制の無いウェブサイトから購入され、飼う準備ができずきちんと世話ができない飼い主のもとへやってくる何千という犬のうちの1匹に過ぎないからです。とはいえ、飼い主がこの施設にロニーを連れて来たことは正しい決断だったと言えるでしょう。ここならスタッフがきちんと世話をするし、新しい飼い主を見つけることもできます。ロニーはとても可愛いので、きっとすぐに引き取り手が見つかるでしょう。ただし最初の段階で、犬をオンライン上で買うべきではないのです。ロニーの場合も心無いブリーダーによって、きっと生まれてすぐに母親から引き離されたのでしょう。もし今後ペットを飼おうと思っている人には、サイト上で販売されている犬の救済を是非とも考えて頂きたい」と話している。

現在のロニーは、マイクロチップが埋め込まれたり予防接種を受けたりとチェックが行われている段階だが、それらが終了してから新しい飼い主を探す準備に入るようだ。

イギリスでは冬の間、2万匹以上のペットが飼い主から飼育放棄され、Battersea Dogs and Cats Homeだけでも常時550匹もの犬の世話をしているという。このニュースを知った人からは、「仔犬を飼いたいと思う人には、それなりに審査基準を設けるべき。仔犬の世話は意外とハードで可愛いからでは世話はできないもの」「まぁ飼い主がホームレスになってしまったのなら、無責任に犬を飼い続けることはできないだろうから施設へ預けたのは正しかったよね」「単にクリスマスギフトとして犬をあげるような人は罰されるべきだ」「この仔犬のブリーダーも最低だな」「早く良い飼い主が見つかるといいね」といった声があがっている。

画像は『real fix 2018年1月4日付「Sad Puppy Becomes First Unwanted Christmas Dog To Be Dumped After Festive Season」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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