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【海外発!Breaking News】危険すぎる! ジェルボール洗剤を口に入れ、動画や写真投稿する若者達(米)

TechinsightJapan / 2018年1月19日 20時5分

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かつて筋萎縮性側索硬化症(ALS)の研究を支援するための「アイス・バケツ・チャレンジ」がブームを巻き起こしたが、最近は北米を中心に10代若者の間で「タイド・ポッド・チャレンジ」というSNS上の悪ふざけが流行しているようだ。だが、あまりにも危険すぎるとして各メディアが注意喚起を促している。『The Sun』『CBS News』などが伝えた。

日本でも昨今、濃縮された洗剤がソフトカプセルに入ったジェルボールが普及しているが、そのカラフルな見た目から幼い子がグミキャンディなどの菓子と間違えて誤飲する事故も発生していた。

だが北米を中心に、ジェルボールをピザのトッピングにして面白おかしく見せたり、口に入れたりといった愚行を動画や写真に撮りSNSに投稿する「タイド・ポッド・チャレンジ(Tide pod challenge)」が10代の若者の間で流行しているという。“タイド(Tide)”とは、プロクター・アンド・ギャンブル社(P&G)が販売している洗濯用洗剤の商品名だ。

この危険な行為を撮影した動画では、若者がジェルボールを口に入れ、軽く噛み潰して洗剤を吐き出している様子も見られる。

『The Sun』によると、ある10代女性はメッセージアプリ「WhatsApp」で噂で知り、夕食前にジェルボールを口に入れて噛む様子を撮影しTwitterに投稿したという。その動画は人々にシェアされていったが、母親に見つかってしまい投稿を削除したとのことだ。彼女は「飲み込むつもりなんて無かったから、怖いとも何とも思わなかったわ」と話したそうだ。

米サイト『Snopes.com』では、この「タイド・ポッド・チャレンジ」が流行している背景には、次のような事柄がインターネットを通じて人々の目に触れるようになったことを指摘している。

まず、2014年にYouTubeでジェルボールを口にする動画が投稿され始めたことと、その後風刺的なニュースを発信するサイト『The Onion』が2015年、幼い男の子が親の目を盗んでジェルボールを食べようとする記事を紹介したこと。さらに昨年3月に『カレッジ・ユーモア』というYouTubeチャンネルでジェルボールを口いっぱいにほおばった後、病院に運ばれる男のストーリー動画が公開されたことなどである。

しかし各メディアは、この「タイド・ポッド・チャレンジ」がいかに危険な行為かということを訴えている。高濃度液体洗剤は非常に毒性が高く、摂取すると重大な健康被害に遭うリスクがある。たとえ少量だとしても下痢、嘔吐および呼吸困難を引き起こし、最悪の場合は死に至ることもあるそうだ。

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