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【海外発!Breaking News】サーカスのリハーサル中に大乱闘 トラ、ライオンが馬を急襲(中国)

TechinsightJapan / 2018年1月19日 10時35分

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背中の大きな鞍にライオンとトラを乗せて走る馬、つまりライオンとトラが乗ったら馬が走り出す―ムチで叩かれながらこのような曲芸を強いられる動物たち。このほど中国のあるサーカス団で、リハーサルの最中に大乱闘が発生した。動画でも紹介されて波紋を広げていることを英メディア『Metro』ほか多くのメディアが伝えている。

動物同士が大乱闘というトラブルが発生したのは中国・河北省の滄州市を本拠地とするサーカス団の「Taiyang」。ライオンとトラが馬の背中に乗るという曲芸のリハーサル中に三つ巴の死闘が繰り広げられたもので、ある人物が動画を動画共有サイト『秒拍』に投稿して話題がSNSで広がり、動画はYouTubeでも大変な再生回数を記録しているもようだ。

同サーカスの広報を担当するXuさんはメディアの取材に応じ、「事件は2週間ほど前に起こったんだ。ライオンとトラは馬の後ろに乗るはずだったのに、うまくやってくれなかったね。馬がライオンを蹴ったためにライオンが怒り、馬に噛みついてね。そこにトラも参戦し馬の股間付近に噛みついたんだ」と話したとのこと。調教師らが考えていたほどこの曲芸は甘いものではなかったようだ。

調教師たちは激しくムチをふるってライオンとトラを馬から引き離そうと試みるが、彼らは非常にしぶとく噛みついたまま離れようとしなかった。ライオンとトラがぶら下がった状態で苦しそうに場内を歩き回る白い馬。なんとか解放されたものの出血しており、パニック状態で歩き方もヨロヨロしていることが動画からも見て取れる。

「リハーサル中にこういうアクシデントが発生することはしょっちゅう。ごく普通のことさ。馬もすぐに回復したし、ショー本番では3頭揃ってしっかりとその曲芸を成功させたよ」とXuさんは話したという。しかし背景にはおそらく日常的な動物虐待や粗末な飼育環境も疑われる。世界の動物愛護団体が今後の彼らを監視の対象にすることは容易に予想される。

昨年6月には江蘇省常州市にある『江蘇淹城野生動物世界』という動物園で、トラのいる堀に飼育員が生きたロバを突き落すという恐ろしい光景が繰り広げられた。溺れながら傷口から激しく血を流すロバの憐れな姿に見学者から悲鳴があがり、園に対しては批判が殺到した。ある株主が飼育員に「生きているロバをトラの群れに投じてみて欲しい。園の承諾など取る必要はない」と強く命じたことが原因とみられている。

画像は『Metro 2018年1月16日付「Lion and tiger attack horse in circus rehearsal gone wrong」(Picture: Asia Wire)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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