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【海外発!Breaking News】生まれたばかりの我が子を大型ゴミ箱に捨てた父親「病気で助からないと思った」(中国)

TechinsightJapan / 2018年1月23日 21時32分

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生まれた我が子の誕生を祝うどころか、「病気で助からないと思った」と無残にも大型ゴミ箱に捨てた残虐極まりない中国南西部のカップルが逮捕された。捨てられた女児は幸いにも救出され、孤児院へ引き取られたという。地元メディア『Yunnan Daily』をはじめ、英メディア『Mirror』や『Metro』などが伝えた。

1月15日、雲南省曲靖市宣威にあるアパートの一角に設置されたゴミ収集所の監視カメラが、信じられない光景を捉えた。

紙袋を抱えたひとりの男が、ゴミ収集所にある金属製の大型ゴミ箱の中にそれを投げ捨てた。そしてポケットに手を突っ込み去っていく姿が映っているが、男が捨てたのはゴミではなく生まれたばかりの我が子だった。

ひとりの老女がへその緒がついたままの状態で紙袋に入れられ捨てられていた女児を発見、救出後すぐに病院へと連れて行った。このことから警察が赤ちゃんの両親を捜査し、アパートに住む同棲カップルを突き止めた。警察の調べによると、女は妊娠8か月になっていたが医師の診察を全く受けていなかったという。突然腹痛を訴えた女は、アパートのリビングで女児を出産。その後も赤ちゃんを病院へ連れて行かずベッドに寝かせたままにして、男は女の面倒を見ていたようだ。ところが2時間後に男が赤ちゃんの様子を見ると、体が紫色に変わっていた。「病気でもう助からない」と思った男は女と相談し、赤ちゃんを捨てることにしたと話している。

10度の気温の中、女児を遺棄したカップルは16日の夜に逮捕された。しかし、女は保証金を払って保釈されたようだ。『Yunnan Daily』が伝えたところでは、女児は病院で検査を受けたところ健康面に異常はなく、体が紫色になったのは寒さが原因だったためとしている。その後、女児は地元の福祉局が一時保護し孤児院に引き取られた。

地元では、女児を救った老女は“守護天使”として脚光を浴びたようだが、一方で生まれたばかりの赤ちゃんに心無い仕打ちをしたカップルには「よくもそんな残酷なことができるもんだ」「なぜ世の中にはこんな毒親が多く存在するのだろう」「この子、女の子だったからこんな目に遭ったのかな」「こんなカップル、二度と子供を作れないように去勢すべきだ」「面倒見られないなら産むな!」といった怒りと非難の声が相次いでいる。

画像は『Metro 2018年1月20日付「Dad arrested after being filmed ‘throwing newborn baby into bin’」(Picture: Yunnan Daily)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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