【海外発!Breaking News】アルツハイマー病の夫が2度目の求婚 34年ぶりに誓いの言葉を交わす(ニュージーランド)<動画あり>
TechinsightJapan / 2018年1月24日 21時53分
長年寄り添ってきた夫婦であるにもかかわらず、結婚したことも目の前にいるパートナーが誰であるかも忘れてしまう…。認知症を抱えた伴侶を介護をする者としては、精神的にも相当な苦難の連続であろう。このほどアルツハイマー病を患って以来34年連れ添った妻と結婚したことを忘れてしまった夫が、ある日突然妻にプロポーズをした。その夫妻が2度目の愛を誓い合ったことが、『Storytrender』『Mirror』などで伝えられた。
スコットランドはグラスゴー生まれの元電気技師マイケル・ジョイスさん(68歳)は80年代にニュージーランドのオークランドに移り住み、同じくグラスゴーから子供の頃に移住したリンダさん(64歳)と1984年に結婚した。
結婚して34年目となるマイケルさんとリンダさんだが、2010年にマイケルさんがアルツハイマー病と診断されてからは苦難の道のりを歩んできた。マイケルさんは見当識障害、躁うつ、書き言葉や話し言葉を表現したり理解する能力が失われる失語症を患っており、今では日々の出来事を覚えることさえも困難な状態となっている。
マイケルさんが言ったことさえもすぐに忘れてしまうという典型的なアルツハイマー病であることをリンダさんは理解していたために、1月14日の出来事はリンダさんが言葉を失くすほど驚かせた。
マイケルさんの様子がいつもと違う…そう感じたリンダさんは、夫に優しく「どうしたの?」と問いかけた。マイケルさんは何かを伝えようとしているが、言葉にできないといった感じでリンダさんの目を見つめていた。リンダさんはそんな夫の手を握り「なあに? 何を言おうとしているの?」と尋ねたところ、マイケルさんは目に涙を溜めてどもりながら「私と結婚してくれませんか?」と口にしたという。その時の心境をリンダさんはこのように話している。
「とても驚いてしばらく口も利けませんでした。でも夫には『はい。あなたと結婚できるなんてとても嬉しいわ』と伝えたところ、『いつ?』と尋ねてきたので私は咄嗟に『今週末はどう?』と言ったのです。正直、こうした言葉はアルツハイマー病の症状のひとつで、翌朝になれば夫はきっと忘れているだろうと思っていました。ところが翌朝になっても夫はちゃんと覚えてくれていたのです。私たちの2回目となる誓いのセレモニーをとても楽しみにしているようでした。夫も前日の出来事を覚えていることなど滅多になかったのに…本当に驚きました。」
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