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【海外発!Breaking News】小学校でセラピー犬を導入 児童の不安を軽減する役目も(英)

TechinsightJapan / 2018年1月29日 17時5分

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人々の心の癒しとなるセラピー犬。このほどイギリスのワイト島にある小学校が、生後9週目のゴールデン・レトリバーを迎え入れた。英メディア『Metro』『Isle of Wight County Press』などが伝えている。

ワイト島ノースウッドにあるノースウッド小学校は、新しいスタッフにこのほどゴールデン・レトリバーの“ベティー”を迎えた。生後9週目の時に学校にやってきたベディーは、今はまだ仔犬であることからほとんどの時間を事務所の箱の中で眠って過ごしているという。しかしサラ・ハッシー校長は、ベティーのこれからの活躍に大きな期待を寄せている。

「今後、ベティーはセラピー犬として不安を抱える子の気持ちを落ち着かせる手助けをしたり、動物が苦手な子供たちが少しでも動物に慣れてくれるような役目を担ってくれることになっています。これからこの学校でベティーにしてもらわなければならない仕事はたくさんあります。子供たちにペットを飼うことの責任を教えることもそのうちのひとつです。ベティーは児童全員をサポートするために導入されたので、これからはベティーがいることで子供たちが学校に来ることを楽しみに思い、児童ひとりひとりの出席率が上がることを期待しています。」

ノースウッド小学校は今回、ベティーを導入する前に専門家らと相談を重ねた。ベティーがセラピー犬として訓練を受けた「Ability Dogs 4 People」のキャロル・コートさんは、「ベティーはまだ若く幼いですが、だからこそ子供たちや学校側と繋がりを深めるのに最適です」と話している。

子供たちが声を出して本を読む時にベティーが隣に座ることで、彼ら1人1人が落ち着き、より自信を持つことができるとハッシー校長は言う。ちなみにイギリスでは、ベティーのようなセラピー犬を導入している学校は他にも存在する。スコットランドのラングファールズ小学校でも、読書時に子供たちの不安を取り除くことで自信が芽生えるようになるということから毎週、オールド・イングリッシュ・シープドッグとボーダーコリーの2頭を学校に迎え入れているという。

また、グラスゴーのドラムチャペル校のヴァイリ・コックレーン校長も「学校に犬を導入することは、子供たちにとってとてもいい成果をもたらします。以前は同級生や大人の前で読書ができなかった子も、犬がそばにいることで自信がついて今ではちゃんとできるようになりました。明らかに、犬は大きな効果をもたらしてくれます」とセラピー犬導入の素晴らしさを実感しているようだ。

このニュースを知った人からは「すごくいいアイデアだと思う」「犬を怖がる子でもこんな仔犬ならきっと大丈夫だね」「子供たちはきっと、この犬といい関係を築いていくだろうな」「全ての学校にセラピー犬を導入すべき」「羨ましい。ウチの会社にも取り入れて欲しい」といった声があがっている。

画像は『Metro 2018年1月27日付「School hires Betty the therapy puppy in a bid to reduce pupils’ anxiety」(Picture: Northwood Primary School)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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