【海外発!Breaking News】末期がんの19歳男性、最期の願いに初恋の相手と結婚へ(米)
TechinsightJapan / 2018年1月30日 6時0分
また、シエラさんも「ダスティンはいつも私との結婚を望んでいてくれたし、私にとっても彼は人生の全てだから、結婚の話が出た時に『じゃあ、結婚しましょう』となったのです。愛し合っている2人が生涯を共に過ごしたいと思ったのです。私たちは生涯の伴侶となる準備が互いにできていました。どれだけ人生が残されているかということは問題ではありません」と明かしている。
2人の結婚の話を聞いたダスティンさんの姉ブリタニー・ヘイルズさんは、寄付金サイト『GoFundMe』にアカウントを立ち上げ、結婚資金を募った。更には地元の住民らがこの若いカップルの願いを叶えようと一斉に立ち上がり、会場をはじめドレスやタキシード、結婚指輪などを寄付しカメラマンの手配も行った。ダスティンさんの滞在するホスピスからも花やブライズメイド(花嫁介添人)のドレスが寄付されたという。
ダスティンさんの母カッサンドラ・フォンダンさんは、「こんなに多くの人が協力してサポートしてくれたことに深く感謝しています。息子はシエラに出会えて本当に幸せです。若い女性にはなかなか難しいことでしょうが、シエラはどんな状況でも息子のそばについて支えてくれました」とシエラさんの人となりを絶賛した。周りから温かい寄付が寄せられたことにブリタニーさんやシエラさんは、「みなさんの親切な好意には感謝してもしきれない」と喜びを露わにした。
28日の日曜、シエラさんとダスティンさんはファームハウス「The Big Red Barn」で、家族や友人に囲まれて式を挙げた。長い間立ち続けることが困難なダスティンさんのために、会場でのセレモニーには椅子が設置されたという。最後にシエラさんはこのように語っている。
「彼をとても愛しています。ずっと彼と結婚することが夢でした。どれだけ彼に人生が残されているのかは考えないようにして、今は2人の時間を楽しみたいと思っています。」
画像は『GoFundMe 2018年1月23日付「Help Dustin with his dreams」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
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