【エンタがビタミン♪】草なぎ剛 『赤報隊事件』実録ドラマで迫真の演技「大切な作品になりました」
TechinsightJapan / 2018年1月30日 17時59分
樋田は「マスコミが紙面に責任を負うべきとの意見はもっともです」と受け止めたうえで、「朝日新聞が間違っていることもあるし、激しい議論が起きることもある。しかし、立場の違いを認めずに考えの異なる者を銃で撃ち殺し、それを正義だと主張したのが赤報隊だ」と迫る。
さらに「そういう意味で、殺された小尻記者に向けられた銃弾は、自由な社会を求める私たち一人一人に向けられたものなのです。だから、ああいう暴力は絶対に認められない」と訴えた。その気迫に「国のためならばテロは許される」などと口にしていた林も沈黙するのだった。
2002年5月3日、朝日新聞阪神支社襲撃事件は時効となる。時が経ち2017年、東京で会った樋田毅と辰濃哲郎は赤報隊が用いた「反日」という言葉が社会の端々で聞かれることを嘆く。
「今は、ネットもひどいですよ。まさに憎しみの連鎖です」という辰濃に、樋田は「先日取材した右翼が“つかまらない赤報隊は俺たちに好都合だ。記事や言動しだいでは赤報隊が再び動きだすぞという無言の圧力になる”と言っていた」と話した。
赤報隊事件は時効となったが、その主張は30年かかって着実に社会に広がっているのだとすれば怖いことである。それを忘れないためにもこうしたドラマで知らせ続けなければなるまい。草なぎ剛もその意義を感じたからこそ、渾身の演技で臨み「僕にとって、また大切な作品になりました」と感慨を覚えたのだろう。
画像は『草なぎ剛 2018年1月27日付Twitter「本日、放送です!今回は、35才から65才ぐらいまで演じてます。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
朝日新聞阪神支局襲撃から37年 事件と同時刻に「しのぶ会」 犠牲となった記者に祈り
ABCニュース / 2024年5月3日 21時51分
-
言論封殺の怖さ、胸に刻む 朝日新聞阪神支局襲撃から37年
共同通信 / 2024年5月3日 15時54分
-
「民主主義の世の中として許されない」亡くなった記者を市民らが追悼 朝日新聞阪神支局襲撃事件から37年
ABCニュース / 2024年5月3日 12時44分
-
【1987(昭和62)年5月3日】朝日新聞阪神支局襲撃事件
トウシル / 2024年5月3日 7時30分
-
早大「内ゲバ事件」描く、映画「ゲバルトの杜」 池上彰、内田樹、佐藤優さんら登場
J-CASTトレンド / 2024年4月21日 12時0分
ランキング
-
1GENERATIONS、関口メンディー卒業前7人ラストパフォーマンス “最後の円陣”に反響「涙止まらない」「グッと来た」
モデルプレス / 2024年5月6日 19時19分
-
2橋本環奈 体調を心配する声に「私めっちゃ元気だよぉおおお」
東スポWEB / 2024年5月6日 18時41分
-
3ボクシング井上VSネリ、人気芸人がリング上に ネットざわつく
モデルプレス / 2024年5月6日 22時9分
-
4人気タレントが韓国風メークで激変! ファンから反響「メークで変わりまくる」「結婚してるんだよなぁ」
スポニチアネックス / 2024年5月6日 16時8分
-
5清春、ライブ開場19分前に急きょ中止を発表「本人の体調不良により」1日2公演を予定も
スポーツ報知 / 2024年5月6日 16時18分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください