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【海外発!Breaking News】「息子は末期の脳腫瘍、余命僅か」と偽り寄付金を集めた両親が逮捕(米)

TechinsightJapan / 2018年2月6日 21時11分

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金欲しさに自分の息子を病気と偽り、寄付を募っていた米フロリダ州の夫婦が逮捕された。13歳の少年は、母親からの「お前は末期の脳腫瘍で、もうすぐ死ぬ運命」といった言葉を信じていたという。『NY Daily News』『USA TODAY』など複数の欧米メディアが伝えている。

フロリダ州フォートウォルトンビーチ在住のロバート・ロング(47歳)と妻のジニー(34歳)は2017年5月、13歳になる息子に「お前には7つの脳腫瘍ができている。もう長くは生きられない」という全くの嘘を信じさせた。

2人は、寄付金サイト『GoFundMe』やソーシャルメディアで「息子は余命僅か」と偽って投稿し、医療費のための寄付を呼び掛けていた。また、昨年12月28日にはFacebookで「クリスマスを3日過ぎたけれど、息子はまだ生きている。奇跡としかいいようがない。息子の人生は神のみが知っている」とも綴っていた。

『GoFundMe』で1,000ドル(約11万円)以上の寄付を集めたほか、地元の学校でTシャツ販売までするなどして悪質な詐欺行為を働き続けてきた。しかし少年が通う学校側が、少年の普段の様子やその診断から両親に不審を抱き、警察に通報。これを受けたオカルーサ郡警察が捜査したところ、「母親から脳腫瘍でもうすぐ死ぬと言われた。自分の病気を信じていたが、もうすぐ死ぬことを誰にも話したくなかった」と少年が話したことで両親の詐欺行為が決定的なものとなった。

2月1日、少年の両親は児童虐待と9件の詐欺行為で逮捕・起訴され現在は拘留されている。既に少年とそのきょうだいの親権は、2人から剥奪されているという。なお昨年7月には英ウェールズで、借金を抱えていたという理由で息子の死を偽って詐欺行為を続けていた父親に2年の懲役刑が科せられた。

画像は『NY Daily News 2018年2月3日付「Florida couple gave son fake cancer diagnosis to solicit donations for ‘medical expenses’」(OKALOOSA COUNTY SHERIFF)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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