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【エンタがビタミン♪】草なぎ剛「吾郎さんの言葉を励みに」 “日常感のない役”で「新しい自分発見へ」

TechinsightJapan / 2018年2月7日 16時13分

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演技力においては定評がある草なぎ剛が7日、横浜市内にて行われたKAAT神奈川芸術劇場と世田谷パブリックシアターの共同制作『バリーターク』(2018年4月から6月公演)制作発表会に登壇した。白井晃芸術監督、松尾諭、小林勝也と肩を並べた彼は「新しい自分を表現できる作品」への意気込みを語った。

昨年、CMのメイキング動画にて「歌やお芝居、舞台、自分を必要としてくれる人がいたらどんどんと自分の気持ちをぶつけられる場所を見つけたい」と語っていた草なぎ剛が動き始めている。先月末に放送されたNHKスペシャル『未解決事件「File.06 赤報隊事件」』での鬼気迫る演技も記憶に新しい。

このたびの作品は、アイルランドの劇作家エンダ・ウォルシュによる『バリーターク』を白井晃芸術監督が演出する。白井氏は「男1、男2としか書かれていない台本を読んだ時イメージとして最初に思い浮かんだのが2人(草なぎと松尾)だった」「日常の中にいても日常感のない方々にやって頂きたい。自分の存在って何だろう、フワフワと思っている草なぎさんが魅力的だと思った」とキャスティングについて述べた。

「久しぶりの舞台で新しい自分を表現できる作品だと思った」と言う草なぎは、「海外の作品は難しい描写や台詞があるけど、楽しんで新しい自分を発見するような、未知なる自分を追い求めて舞台に立ちたいと思う」と意気込んだ。



台本を読み「普遍的な生や死が描かれているんだなと感じとれた。自分がやったことのない舞台で、とても興味がつきない内容だった」と草なぎが話すと、松尾は「一読目はチンプンカンプンで二回目読んだらもっと分からなくなり三回目はまだ読んでいない」と笑わせた。ベテランの小林にいたっても「いつもの芝居よりも緊張している」と述べた。



白井晃氏と言えば、2015年に稲垣吾郎の主演舞台『No.9-不滅の旋律-』で演出を担当していたが、そんな稲垣からアドバイスがあったかを問われた草なぎは「吾郎さんはまだこの舞台のことは知らないんで。この取材で知ると思う。あとでツイートするので」と笑わせ、「吾郎さんの舞台も素晴らしかったので何かアドバイスをもらえれば」と明かす。また、稲垣が「(芝居について、草なぎは)天才」と評していることについて聞かれると「吾郎さんとは舞台の話をすることが多く、凄く僕を褒めてくれる。褒めてくれるのは嬉しい。それを励みに頑張りたい」と述べた。
(TechinsightJapan編集部 斉藤智子)

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