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【エンタがビタミン♪】『あたし、おかあさんだから』の炎上騒動に作詞家・及川眠子「歌は嗜好品。褒められてなんぼ、貶されてなんぼ」

TechinsightJapan / 2018年2月10日 11時43分

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アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌『残酷な天使のテーゼ』やWinkの『淋しい熱帯魚』を手がけた人気作詞家の及川眠子さんが、ツイッターで楽曲『あたし、おかあさんだから』の歌詞の炎上騒動について「歌い手が謝る必要なんてない、絶対にない」と断言した。

絵本作家・のぶみ氏が作詞した楽曲『あたし、おかあさんだから』の歌詞で母親の自己犠牲を強いていると批判が集まっていることを受け、8日に公式ツイッターで謝罪した。Hulu配信の番組『だい!だい!だいすけおにいさん!!』で同楽曲を歌った“だいすけお兄さん”こと横山だいすけも同日、公式ブログで「応援してくれているみなさんを傷つけてしまったり辛い思いをさせてしまいました」と謝罪している。

この騒動に及川眠子さんは、4日の『及川眠子 (oikawaneko) ツイッター』で「『あたし おかあさんだから』と誰に言いきかせてるのだろう。こんなことを母親に言われ続けて育てられた子どもはつらいなぁ」と歌詞に対する素直な感想を述べている。だが「だけど、私のようにこうやって生理的に拒否する者がいるってことは、同時に共感する人たちもいるってこと。これが“ヒットの要因”」だと持論を展開。そういう意味で『あたし、おかあさんだから』は同業者として「アッパレだと思う」と称賛した。

及川さん自身は『あたし、おかあさんだから』を聴いても女性差別や特定の誰かを傷付ける詩の内容とは感じなかったそうだが、そのように感じる人がいることを否定もしないという。だからといって楽曲の歌い手や作り手に「謝れ!」と迫る風潮や、世の中に批判されたからといって謝罪する流れには納得できないようだ。「嫌われるのはイヤだという思いで作っていけば、無難なものしか出来上がらなくなる」、「歌には好きも嫌いもあって当然。そして多数の意見が決して正義ではない」というのが『あたし、おかあさんだから』の炎上騒動に対する、プロの作詞者としての一つの見解である。

画像は『及川眠子 2018年2月10日付Twitter』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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