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【海外発!Breaking News】眼球、歯茎まで全身黒のタトゥー男 憧れはピカソ(英)

TechinsightJapan / 2018年2月26日 20時43分

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イギリスにタトゥーに魅せられ、10年の年月をかけて全身を真っ黒に染めてしまった男性がいる。彼を身体改造に掻き立てるものはいったい何なのか? 『Express.co.uk』『Mirror』などが伝えている。

イースト・サセックス州ブライトンに住むイーライ・インクさん(27歳)は自分の身体をキャンバスに、10年をかけて全身にタトゥーを入れ身体改造を重ねてきた。タトゥーの色は全て黒で、危険と言われる眼球はもちろん、歯茎にまで黒のインクを入れている。以前はガーデニングの会社を経営していたが、今ではフルタイムでタトゥーアーティストとして働くほどで、真っ黒な肌と装具の入った独特の顔はかなり衝撃的だ。

イーライさんの肌に染み込んだ黒のインクは色落ちがしないように何層にも重ねられており、鼻、耳、下唇にはストレッチャー(伸張具)が入っている。イーライさんにとっては全てが計算されたアートであり、彼の身体は強い信念の賜物である。

自らを“歩く芸術”と呼ぶイーライさんは、“アート”についてこう語っている。

「小さいころからアートに親しんで育ったんだ。インスパイアされたのはピカソで、特に抽象的なアートに惹かれるけど、どんなものでも受け入れる。だからボディーアートに抵抗はなかったんだ。私が最終的に目指しているのはピカソの抽象画に出てくるようなキャラクターさ。あの純粋で抽象的な無の世界に憧れるんだ。」

「それでも身体改造にリスクはつきもの。特に注射器を使って眼球を着色するタトゥーは、一歩間違うと取り返しのつかないことになるからね。訓練された医師でも完ぺきではないでしょう。危険を覚悟のうえでアートを楽しんでいるよ。」

こんなストイックなイーライさんだが、「友達や彼女ができないのでは?」との質問には、「僕と同じように身体改造が大好きな彼女がいるんだ。ホーリーっていってね。僕のことを理解し愛してくれてるよ。それに私の身体改造を本当に理解できるのは自分だけ。他の人に理解してもらおうとは思っていないよ」と笑って答えた。

さらに、「タトゥーアーティストはもちろん、道ですれ違った人に自分の芸術を褒められると嬉しくなるね。ただ年代が上がると『なんだこいつは』って目で見てくる人が多いんだ。そんな時は自分が見下され、何の価値もないような人間と判断されたようで嫌になるね」と明かした。

イーライさんの次なる改造は、耳先を尖らせること、スカリフィケーション(皮膚を傷つけ、形成されたケロイドによって身体に模様をつけること)、そしてタトゥーだそうである。

「身体改造は終わることのない一生のプロジェクト」と語るイーライさんの挑戦は、まだまだ続くようだ。

画像は『Eli 2017年11月22日付Instagram「What separates us is the willingness to transform into the best expression of your self.」、2018年2月11日付Instagram「Photo by @richardxmensah」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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