【海外発!Breaking News】「禿げているから嫌!」花嫁に結婚を拒否された花婿、別の女性とゴールイン(印)
TechinsightJapan / 2018年3月3日 6時0分
結婚という人生の大きなステップを決心し、挙式会場へと向かったインドの男性に思わぬ出来事が待ち受けていた。花嫁となるはずの女性が、男性の禿げた頭を見て結婚を拒否したのである。しかし男性はショックを受ける間もなく、同じ日に別の女性と結婚し、願い通り花嫁を家に連れて帰ることができた。『Oddity Central』『Gulf News』『International Business Times』などが伝えている。
神経外科医のラヴィ・クマール医師は、1年以上も前にビハール州パービ・チャンパラン県のシュガーリ村に住むひとりの女性との見合い結婚を家族に決められており、最終的には2人が顔を合わせて伝統的な儀式のもと結婚式を執り行う予定が立てられていた。
そして挙式当日の2月18日、クマール医師は家族とともにニューデリーからビハール州へ出向いた。しかしこの日まで彼は花嫁となる女性に会ったことがない。それが災いし、アクシデントが起こってしまった。
儀式が一通り済み、あとはカップルが挙式会場に入るだけとなった時、クマール医師はそれまで着用していた伝統的な頭飾りを外した。それを見た花嫁となる女性は、彼の頭が禿げていることに気付く。頭飾りを着用していた時には、うっすらと前髪が覗いていたので分からなかったのだろう。禿げた医師との結婚は嫌だと女性は言い出した。その後どれだけ双方の親族が説得しても、女性は断固として拒否し続けたため、2人の結婚はやむなく中止となってしまった。
しかし、クマール医師が落ち込むことはなかった。この日、自分の結婚を固く決意して自宅を出た医師には、なんとしてでも花嫁を家に連れて帰るという強い意思があった。花嫁となるはずの女性に自分の禿げた頭を理由に結婚を拒否されたことはクマール医師にとって些細なことであり、むしろ自分の人生計画を狂わされたくないという気持ちが勝った。
そこでクマール医師は、自分の家族に他の女性を急きょ探すように頼んだ。親族らが地元の村議会に助けを求めたところ、ネーハという貧しい野菜売りの娘との結婚をすすめられ、クマール医師はその日のうちに他の女性と結婚することができたのである。
ラムジャンキ寺で挙式をし、晴れて夫婦となった2人の写真がメディアに掲載されているが、計画通り結婚できたという喜びからか、クマール医師は晴れやかな顔だ。ところが花嫁となったネーハさんはうつむき、決して喜んでいるようには見えない。それもそのはず、見合い結婚が習慣として残っているとはいえ、何の前触れもなく突然見知らぬ男性と結婚させられてしまったのである。ネーハさんの心中は察するに余りある。
画像は『Oddity Central 2018年2月26日付「Indian Groom Forced to Marry Another Woman After Bride-to-Be Rejects Him Because He Is Balding」(Photo: Dainik Bhaskar)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
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