【海外発!Breaking News】夢遊病の4歳児、マイナス20度の真夜中に屋外で凍死(露)
TechinsightJapan / 2018年3月1日 17時15分
過去に同じ出来事が起こっていながら、防ぐ手立てはなかったのだろうか。このほど極寒のロシアで、夢遊病の4歳男児が自ら家の鍵を開けマイナス20度の屋外を彷徨い歩き凍死するという痛ましい出来事が起こった。『Siberian Times』をはじめ、『Mirror』『Metro』などが伝えている。
ロシア連邦シベリア中部の都市クラスノヤルスクのウジュルスキー地区で悲劇が起こった。マイナス20度にもなる極寒の真夜中に、4歳のボグダン君は薄いパジャマ姿で靴も履かずに自宅から彷徨い出た後、変わり果てた姿で母のマリアさん(27歳)に発見された。
この日、午前6時頃に目覚めたマリアさんはボグダン君がいないことに気付いた。ボグダン君が自らドアの掛け金を外して外に出たことを知ったマリアさんは雪深い中、息子の小さな足跡を頼りに必死で行方を追った。しかしマリアさんがその姿を発見した時、ボグダン君は既に息絶えていたという。『Siberian Times』によると、ボグダン君は近所の家に向かって歩いていたようだ。
実はボグダン君、過去にも夢遊病が原因で自宅から彷徨い出たことがあったという。しかしその時は夏で、クラスノヤルスクの気温は暖かかった。現在、ロシア当局はボグダン君の死に関しての調査を始めている。このニュースを知った人からは、「前にそういうことがあったのなら、なぜもっと注意しておかないのか」「ロシアの家の鍵は3重ぐらいになっているはず。4歳の子がそれを1人で開けられるのかな」「掛け金の場所に背が届くとは考えにくいけど」「亡くなったのはとても気の毒だが、事故は防ぐことができた気がする。母親の管理問題に責任があるのでは」といった声があがっている。
なお今年1月には、米ニューヨークで8階のマンションから転落した夢遊病者の男性が、奇跡的にも一命を取り留めたというニュースが伝えられた。
画像は『Metro 2018年2月27日付「Boy, 4, dies after going sleepwalking in sub-zero temperatures」(Picture: The Siberian Times)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
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