1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】砂漠地帯の粗末な小屋で生活していた子供達 両親が虐待容疑で逮捕(米)

TechinsightJapan / 2018年3月7日 5時0分

「母子は、よくユッカ・バレーにある図書館や自然博物館にいました。子供たちの父親は天才というべき人で、一番上の男の子はまさに父親のようでした。あんなに頭のいい子は見たことがないと思ったぐらいです。子供たち3人は、みんな本をよく読んでホームスクーリングでしっかりと教育を受けていました。でも、一家は限られた収入で生活が苦しく、ずいぶん前は1か月1ドル(約105円)の家賃を払って家を借りていたようですが、その後はキャンピングカーを私の家の裏に置いて1年ほど暮らしていました。砂漠へ引っ越したのは4年ほど前です。砂漠での生活は、見た目が酷いというのはわかります。でも子供たちは親からとてもよく可愛がられて面倒を見てもらっていました。」

地元スカウト団体「Phoenix Scouts」のリーダーを務めているジャッキーさんは、3人の子供たちは活動に参加しており週一のミーティングにも顔を出していたと話す。サッカーやクラフト作業も行いキャンプにも出かけ、クリスマスに子供たちはお揃いの赤いセーターとサンタの帽子を被って、年に1度のパレードでも行進していたようだ。ジャッキーさんによると、子供たちは経済的に困窮状態にある両親のことを常に気遣う姿勢を見せていたという。また、マンローさんという別の友人も子供の母親のことをこのように語っている。

「モナさんは、自分が苦境にいながらも人助けのために何でもするような女性でした。何年か前に、私が家の立ち退き命令を受けて困っていた時、彼女は500ドル(約53,000円)を差し出してくれたのです。」

さらに同じ砂漠地帯に住むマイク・レイノルズさんは一家の姿を数年前から知っていると話し、このように同情を寄せた。

「彼らはいつか自分の家を建てることが夢だったんじゃないかな。とても困窮した生活を送っていたようだが、子供たちは健康そうで両親にちゃんと守られている感じがしたよ。どん底生活をしていたのだろうが、犯罪者ではないと思う。もっとひどい環境で子育てしている人は他にもいるけど、逮捕されないだろ? この一家には罰ではなく助けが必要なんだと思う。」

現在、サンバーナディーノ郡モロンゴ・ベイシン刑務所にそれぞれ10万ドル(約1,060万円)の保釈金を設定され拘留中のダニエルとモナだが、裁判でバート・スウィフト判事により子供たちへの連絡を禁じられると、ダニエルは「なんでこんなことになってしまったんだ。バカバカしい」と口にしたという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください