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【エンタがビタミン♪】斉藤和義『歩いて帰ろう』を意外な場所で聴き、改めて「作って良かった」

TechinsightJapan / 2018年3月9日 18時5分

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斉藤和義が3月8日に放送されたNHK総合『SONGS』に出演した。デビュー25周年となる彼のスペシャルライブに加え、「聞き手:戸次重幸」による斉藤へのインタビュー、そして交流の深い笑福亭鶴瓶やリリー・フランキーが語る「斉藤和義」という興味深い構成だった。

冒頭から「毎日欠かせない習慣は?」と問われ、「自主練的なことですね、夜にね」「発射といいますか…」という下ネタトークで周囲を笑わせるところが流れる。

そんな斉藤和義の人柄を、笑福亭鶴瓶はひと言で「ええかげん」と評す。現在51歳となる斉藤の「ええかげんな友達」の1人がリリー・フランキー(54)だ。鶴瓶は2人のエピソードを持ち出して「斉藤和義」を描写しようと試みる。

ある日、斉藤は地元に「おいしいところがある」とリリーを連れてわざわざ宇都宮まで向かったが、着いてみると「その店は潰れていた」という。またある時は、斉藤が昔付き合っていた女性が「飲み屋で働いている」との情報を聞き「探しに行こう」とリリーを連れて雨の中、スナックなどの店を訪ねて回った。飛び込みで「誰々さんいますか?」と探し回るなか、リリーは面白がるが当の斉藤は飽きてしまう。

鶴瓶はそのエピソードとともに「そんな、ええかげんなところがある」と斉藤和義の面白みを伝えるのだった。ちなみに斉藤によるとその時探した店は「30件くらい」で、後々「元カノは飲み屋で働いてなどおらず」「俺がデビューしてからも俺のCDを一切聴いていない」と小耳に挟み「人って変わっちゃうんだな」と寂しげに明かす。

リリー・フランキーは自身の番組で共演して斉藤と初めて会った。初対面で仕事を終えて夕方から翌朝5時まで飲んだというからよほど気が合うのだろう。

2人でポールダンスが見られるバーに行った時のことだ。裸に近い姿で踊るセクシーな女性に「いいねえ」と見惚れていると、斉藤がいるとは知らないのに『歩いて帰ろう』をBGMに踊りだすではないか。「うわぁ、さっきまで楽しかったのになあ~」と我に返ってテンションが下がる斉藤だったが、店を出るとリリーに「あの曲として正しい使われ方だ」と話した。

リリーによると『歩いて帰ろう』は「悲しいことをテーマにした暗い曲で、地下のポールダンスで踊られることに“こういう解釈をしてもらって嬉しい”」との主旨だったという。

斉藤は当時を振り返り、アメリカ映画でポールダンスなど場末感のあるシーンに「モトリー・クルーとかの曲が流れ“こういうところでかかる音楽はカッコいいな”と思っていたのと同じ雰囲気だった」と説明する。2人が見たポールダンスのバーでは『歩いて帰ろう』が定番で使われると知り、「あー、作って良かったな」と改めて実感したのだ。

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