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【エンタがビタミン♪】『アンナチュラル』に予見性 最終回で神倉所長(松重豊)のセリフがタイムリー

TechinsightJapan / 2018年3月17日 15時2分

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森友学園への国有地売却を巡る決裁文書の改ざん問題で事実が追及されている。そんな時、3月16日にドラマ『アンナチュラル』(TBS系)が最終回を迎えた。そのなかで、元厚生労働省医政局職員でUDIラボ所長の神倉保夫(松重豊)が主人公・三澄ミコト(石原さとみ)に代わり起こした行動とその言葉が視聴者の共感を呼んだ。

中堂系(井浦新)の恋人・夕希子ら「26人」を殺害した容疑者・高瀬を裁判で確実に有罪とするため、検事の烏田(吹越満)は「ボツリヌス菌」の記載を消した鑑定書を出すようミコトに告げる。しかし、ミコトは法医解剖医として「虚偽の鑑定書」を作ることに抵抗を感じ悩む。

彼女が机にしまっていた鑑定書がないことに気づいた頃、神倉所長は検事の烏田を訪ね“改ざんしていない”鑑定書を手渡していた。

「三澄ではなく私の判断です」「UDIラボは中立公正な機関です。お上におもねり、解剖結果を捻じ曲げるようなことは致しません」と主張する所長。検事から「高瀬を有罪にできなくてもいいのか」と迫られて「それはそっちの仕事でしょう! うちはうちの仕事をきっちりやってる! 責任転嫁しないで頂きたい!」と訴えた。

さらに、UDIラボに戻った所長は「私の代わりにありがとうございました」と頭を下げるミコトへ「職員一人に背負わせて、知らぬ存ぜぬはできません」「ウソの鑑定書を一度でも出せば、三澄さんはきっと法医学者としての自分を許せなくなる…」と言い聞かせる。

ツイッターではこの場面について、「素晴らしい上司。この所長さんがいるだけで、このラボで働く価値ある!」という声をはじめ「ぶっ込んでくるなぁ、めちゃリアルタイムやん」「神倉所長、最高…! ドラマとは思えぬほど、現実と度々リンクする。今のこのタイミング、ほんとに鳥肌」など多くの反響があった。

脚本を担当する野木亜紀子さんは2月16日にSNSで「アンナチュラルの脚本は昨年内にすべて書き終え、その後は次の作品に取り掛かっています…」とつぶやいていたが、まるで「森友学園問題」の再燃を見通していたかのようだ。

また、今年の1月19日に放送された第2話で「自殺サイト」に絡む事件を扱っているが、昨年10月31日に発覚した「座間9遺体事件」を思い起こさせた。3月2日放送の第8話で神倉所長が東日本大震災の被災地で多くの遺体を見てきたことを語る場面など、タイミングを考慮して書いているとしても、全般に予見性を感じるドラマだった。

画像は『井浦新 2018年3月16日付Instagram「アンナチュラル みなさんの記憶にのこる作品になりますように」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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