【海外発!Breaking News】虚偽の性的暴行被害で逮捕された男性、冤罪に苦しみ命を絶つ(英)
TechinsightJapan / 2018年3月20日 20時7分
![【海外発!Breaking News】虚偽の性的暴行被害で逮捕された男性、冤罪に苦しみ命を絶つ(英)](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/japantechinsight/japantechinsight_486478_0-small.jpg)
合意の上での性関係を「レイプ」と偽られたことで、ひとりの男性が逮捕された後に命を絶った。このほどその男性に容疑をかけた警察が、虚偽の告発をした女に対して捜査を開始しているが、息子を亡くした両親は警察に対して民事訴訟を起こしている。英メディア『The Sun』『Metro』などが伝えた。
英ウスターシャー州レディッチで2015年、ある冤罪事件が起こった。フォークリフトの運転手だったロス・バロックさん(38歳)は、同年2月に知り合った女性と性的関係を持った。その後も2人は電話で互いに気のあるメッセージのやり取りをしており、合意の上で行為に及んだことはそのメッセージからも明らかであった。
ところが3月、ロスさんはウエスト・マーシア警察から事情聴取されレイプ容疑で逮捕された。ロスさんは警察に女性とのメッセージを見せて性行為は合意だったと主張したものの、警察はスマホ上のメッセージを証拠として認めず拒否。その後、起訴されたロスさんは保証保釈金を支払って1か月間保釈の身となった。最終的に起訴は取り下げられたものの、警察から「再び起訴される可能性もあり得る」と警告され、ロスさんは女性からの虚偽のレイプ告発に1年間苦しみ続けた結果、自宅の車庫で首を吊り命を絶ってしまった。ロスさんの変わり果てた姿を発見したのは、母親のキャロルさん(74歳)だったという。遺書には「この生き地獄から自由になる」と記されてあったそうだ。
キャロルさんと父親のロナルドさん(76歳)は、「もし警察が息子の容疑に対してきちんと捜査をしていたら、息子は死なずに済んだ。レイプ容疑は息子の人間性を変えてしまった」として現在、ウエスト・マーシア警察に対し民事訴訟を起こし、当時ロスさんと性的関係を結びながらも別の男性と交際していたとされるこの女性を逮捕するよう要求。そしてロスさんへの対応が不十分だったことを訴えた。
今年3月16日、同警察は「ロスさん一家には深くお悔やみ申し上げます」と声明を発表したが、「ロスさんは逮捕されたが保釈されている。この件に関しては既に終わったこと」と述べた。しかしながら、女性については捜査中であることを認めている。
このニュースを知った人からは「虚偽の訴えをした女は逮捕されて罰を受けるべき。この女がロスさんの命を奪ったのも同然」「こういう冤罪事件ってなくならないよね。警察の捜査にも絶対に問題があると思う」「やってもいない罪をでっち上げられて命を絶った男性が気の毒。両親の気持ちを思うといたたまれない。警察を訴えるのも理解できる」「最低な女だ。さぞかし自分がしたことを誇りに思っていることだろう」「男性のためにも、正しい制裁が行われることを願う」といった声があがっている。
画像は『Metro 2018年3月19日付「Man took his own life after fake rape claim left him in ‘living hell’」(Picture: Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
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