【海外発!Breaking News】虐待痕を隠すためメイクをして5歳娘を登校させた母、6年の懲役刑に(米)
TechinsightJapan / 2018年3月26日 4時0分
執行猶予中の身でありながらまたも同じ罪を犯した母親が、このほど6年の懲役刑に科せられた。母親は娘への虐待行為を隠すため、メイクを施して登校させたという。『The Lawton Constitution』『Metro』などが伝えている。
米オクラホマ州ダンカンに住むエイプリル=ニコル・コッフィ(26歳)は、2015年10月に我が子への児童虐待容疑で逮捕され、10年間の執行猶予付き有罪判決を受けていた。ところがまたしても虐待行為を働いたのである。
コッフィは、2016年12月に5歳娘の登校を欠席させた。翌日に登校したが、その女児の顔を見た教師らはメイクをしていることに気付いた。しかも女児の顔には大きなアザがあった。コッフィが女児への虐待痕を隠そうとメイクで小細工をしたことがわかり、学校側はオクラホマ州児童福祉課の職員に連絡。職員から通報を受けた警察が調査を行ったところ、女児は「妹を叩いたらママに数回叩かれた。『家であったことを誰にも言ってはいけない。話したら、あんたたちは児童福祉の職員に連れ去られてしまうよ』と言われた」と明かして事が明るみに出た。
2018年3月19日、スティーブンズ郡地区裁判所で傷害による重罪児童虐待の罪を認めたコッフィには、懲役20年、執行猶予14年の判決が言い渡された。出所後のコッフィは、少なくとも2年間は管轄の矯正局(Department of Corrections)の監視下に置かれることになるという。
なお今年2月にはイギリスのヨークで、18歳の母親が1歳10か月の我が子を恋人に虐待されていたにもかかわらず、病院へ連れて行くことや通報することをせずに虐待痕をメイクで隠して誕生日パーティへ連れて行ったことから、子供のアザに気付いた周りの母親らが通報。母親は逮捕となり、9か月の懲役刑が言い渡されていた。
画像は『Metro 2018年3月22日付「Girl, 5, wore makeup to school to cover bruises after mother beat her up」(Picture: Duncan Sheriff’s Office)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
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