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【海外発!Breaking News】パトカー内で児童ポルノ鑑賞、巡査部長に懲役120年の実刑判決(米)

TechinsightJapan / 2018年3月26日 14時55分

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児童ポルノ規制法に違反する行為があった者に対する処罰は、日本とは比べものにならないほど厳しいアメリカ。その罪を犯してこのたび裁かれたのは、法の番人である警察官であった。フロリダ州で元・巡査部長に懲役120年もの実刑判決が下ったとして話題を呼んでいる。

フロリダ州ジャクソンビル郊外のライブオークという町で2015年10月28日、ライブオーク警察の巡査部長であったカイル・アダム・カービーが児童ポルノ規制法違反につき逮捕・起訴された。カービーは警察が職員に貸与するコンピュータを使い、2014年12月24日から児童ポルノ画像・動画をダウンロードしていた疑いがあり、公務中のパトカー内でそうした行為があったことも分かってきた。2002年9月から同署に勤務するようになったカービーだが、そのパソコンには80以上の児童ポルノ画像・動画が保存されており、カービーが隠しカメラを仕込んで脱衣の様子を撮影したものや、性行為中のものもあったそうだ。個人で鑑賞するばかりか複製したデータを販売する目的も強く疑われたという。

州メディアの『wtxl.com』が伝えたところによれば、今月21日にその裁判が州連邦裁判所にて開かれたもよう。そこで判事はカービー被告に対し、非常に厳しい懲役120年の実刑判決を言い渡した。ライブオーク警察のオルトン・バディ・ウィリアムズ署長は、「捜査にあたったFBI、米連邦検事当局、その他すべての関係者と彼らの正義に心から感謝しています」と発表。しかし「30年間警察に勤務してまいりましたが、私にとってこれは最も深刻で困難な事件でした」と添えている。

またFBIのジャクソンビル支局のチャールズ・スペンサー特別捜査官は、「未成年者の性的搾取を狙う悪いやつらを徹底的に見つけ出して断罪するため、FBIおよび関連機関は弛まぬ努力を続けております」とし、法の番人は“身内”に対しても厳しく捜査することを強調。児童ポルノ撲滅を目指したいとして、市民に捜査への協力と理解を改めて求めている。

画像は『wtxl.com 2018年3月22日付「Former Live Oak sergeant gets maximum sentence for child porn」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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