【海外発!Breaking News】Facebookを通して母乳を寄付してもらう母親、リスク承知の上で(英)
TechinsightJapan / 2018年4月6日 15時0分
初めての出産を経て母乳育児を望んでいた母親。しかし我が子にじゅうぶんな母乳を与えられず、彼女が決断したのは粉ミルクを与えることではなくSNSを通して他のママたちから母乳を寄付してもらうことだった。他人の母乳で病に感染するリスクがあることを承知しながらも、母乳をシェアすることの素晴らしさを知った母親は、「母乳を与えることがどれほど子供に有益か知って欲しい」と語っている。『Mirror』『The Sun』などが伝えた。
英ロンドン南西部トゥイッケナムに住むローレン・ロバーツさん(35歳)は昨年8月23日、レオ君を出産して初めてママになった。ローレンさんは母乳で子育てしたいという強い思いがあったが母乳の出が悪く、またレオ君もうまく吸うことができずにいたため、じゅうぶんな量を与えてあげることができずに苦しんでいた。
レオ君の誕生から3週間後のこと、Facebookに母乳を寄付しているママたちのグループがあることを友人から聞いたローレンさんは、早速寄付してほしいと書き込むと、同じ地域に住む他の母親から連絡があったという。
「とても嬉しい気持ちになりました。2人で待ち合わせて、彼女の血液検査の結果を見せてもらいました。何の問題もなかったので、躊躇わずに彼女の母乳を息子に与えることができました。息子は哺乳瓶に入った母乳が大好きなんです。牛のミルクよりも人間の母乳を与えている方が私自身も落ち着くのです。」
粉ミルクではなく母乳で子育てをし続けようと決心したローレンさんは、その後も5人の女性から寄付された母乳をレオ君に与え続けた。その5人には直接会い、片道2時間かかることがあっても車で受け取りに行ったそうだ。
「3人は1回こっきりで、搾乳し冷凍したものを寄付してくれたのですが、あとの2人は定期的に母乳を寄付してくれています。2週間前にオーストラリアに旅行した時も現地でFacebookを通して2人のママたちから連絡をもらい、母乳を受け取りに行きました。」
搾乳した母乳を通して、HIVや肝炎などに感染するリスクがあることはもちろんローレンさんは承知の上だ。しかし、それらのリスクを気にするよりも寄付してくれる母親たちを信頼しようと決めたという。ローレンさんは、自身の経験からこのように語っている。
「私は、他の母親から母乳をシェアしてもらうという素晴らしい経験をしました。このことを変に思う人もいることでしょう。私の主人ニック(33歳)も、最初は変だと思っていました。でも、夫に母乳をシェアする利点を説明したり、母乳が出すぎる母親は、結局その母乳を無駄に捨ててしまわなければならないということも話すと理解してくれたようです。」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
「まだ母乳飲んでる?」と聞いてくる男性にイラッ。シングルマザーの現役グラドルが怒りの訴え
日刊SPA! / 2024年11月22日 15時52分
-
「当たり前の事として広がるように」 神奈川県、搾乳マークを作成
毎日新聞 / 2024年11月19日 14時0分
-
「母乳バンク」小さないのちを救う善意の母乳…「ドナーミルクが当たり前の社会を目指して」
RKB毎日放送 / 2024年11月12日 16時24分
-
「母乳バンク」認知度は3割弱 理解広がらず、民間調査
共同通信 / 2024年11月7日 16時42分
-
イ・ジフンの妻アヤネさん、娘の粉ミルク拒否でアドバイス求む
Wow!Korea / 2024年10月27日 16時2分
ランキング
-
1中国ハッキング疑惑、米国史上最悪と上院情報委員長
ロイター / 2024年11月25日 12時1分
-
2韓国最大野党「共に民主党」の李在明代表に今度は無罪判決 自身が被告の裁判での偽証教唆罪に問われるも 裁判所「検察の証拠だけでは故意があったとみるのは不十分」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月25日 16時19分
-
3焦点:ロシアの中距離弾道弾、西側に「ウクライナから手を引け」と警告か
ロイター / 2024年11月25日 14時14分
-
4《トランプ圧勝の大統領選からアメリカがみえる!》「なぜ火曜日に投票?」「どうして選挙人という存在が生まれた?」から「ハリスに待ち受ける屈辱」までジャーナリストが解説
NEWSポストセブン / 2024年11月25日 11時15分
-
5【独自】イラン、圧力政策の回避を要求 トランプ氏に書簡、協議の意向も
共同通信 / 2024年11月25日 16時42分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください