【海外発!Breaking News】父親の執念の捜索が実る 24年間行方不明だった娘と再会(中国)<動画あり>

TechinsightJapan / 2018年4月6日 21時51分

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24年前に忽然と姿を消した娘の行方を追って、父親はタクシー運転手になり執念の捜索を続けてきた。そしてこのほど、ついに娘が見つかった。親子は号泣しながらしっかりと抱き合い、24年ぶりの再会を喜んだ。『BBC News』『Shanghaiist』『Fox News』など複数メディアが伝えている。

今から24年前の1994年、中国四川省成都市に住む王明清さんは、目を離したほんの数分の間に娘の啓鳳さんを見失った。啓鳳さんはこの時3歳だった。

啓鳳さんともう1人の娘、そして息子を抱える王さんと妻・劉登英さんは当時、成都市の道路脇で果物や雑貨を売る露店を出していた。いつものように商いをしていたその日は特に忙しく、王さんは客に渡す小銭を切らしてしまったことに気付き、近くの露店に両替に走った。その間わずか数分後、王さんが戻って来た時には店にいたはずの啓鳳さんの姿が忽然と消えてしまったのだ。

それからというもの、王さん夫妻は複数の新聞に公告を出したりネットで捜索アカウントを設けるなどして、娘を探すためにあらゆる手を尽くし、警察にも行方不明届を出した。しかし有力な手掛かりがなく、2015年に王さんはタクシー運転手になり自分で娘を探し出すことを決意した。

啓鳳さんの写真を持っていなかった王さんは、啓鳳さんによく似ているもう1人の娘の幼い写真を使い、タクシーの後部窓ガラスに娘が行方不明になっている旨を記載した広告を貼り付けた。また乗客1人1人にも、娘の情報が記されたカードを手渡した。これまで王さんは17,000人ほどの乗客にカードを渡したそうだ。

「いつか、娘が客としてタクシーに乗って来てくれるのでは」―そんな希望を持ち続けながら、運転手を続けてきた王さん。彼の必死の姿に中国メディアが注目し、警察でも啓鳳さんではと思われる数人の女性にDNA検査を行ったが、いずれも空振りで捜査は行き詰っていた。

ところが昨年に大きな変化が現れた。警察の似顔絵担当者が王さんのことを知り、成長した啓鳳さんの似顔絵を想像で作成した。これがネット上で拡散されると、その似顔絵を見た康英さんという女性が自分と瓜二つであることにショックを受けた。

康さんは「お前が子供の頃、成都市の路上脇にいるところを見つけた」と聞かされ、実の家族が暮らす成都市から20km以上離れた所に住む養父母に育てられてきた。自身も実の両親を探し続けてきたという康さんは、今年に入り王さんに連絡をした。そして4月1日、DNA鑑定の結果で康さんは王さんと実の父子関係であることが判明し、啓鳳さんであることが明らかになったのである。この日、王さんは24年ぶりにボイスメッセンジャーアプリで娘の声を聞き、3日に親子は再会した。

現在、成都市から約3000km離れた吉林省北部にある磐石市で夫と息子1人、娘1人と暮らしている啓鳳さんは、夫や子供たちと一緒に飛行機で成都市に降り立ち、実の両親が迎え出てくれる場所まで出向いた。24年ぶりの再会に、涙を堪えながら「お父さん、お母さん、ただいま」と発した娘に劉さんは号泣し、しっかりと我が子を抱きしめた。王さんは「この24年間、どれほどの希望や失望、絶望があったことか…。とても言葉では言い表すことはできません。でも、ついに娘に会うことができました。私の24年間の努力は無駄ではなかったのです」と涙を流して喜びを露わにした。

その後、啓鳳さんは24年ぶりの“我が家”へと戻り、家族と一緒に記念撮影をしたという。



画像は『Shanghaiist 2018年4月3日付「After 24-year search, taxi driver is finally reunited with his long lost daughter」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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