【海外発!Breaking News】重さ6トン 山東省「始皇帝の像」が突風で倒れ顔がペシャンコに!
TechinsightJapan / 2018年4月8日 18時55分
大変な暴風に見舞われた4月6日の山東省で、見物客も多数訪れる観光スポットであった「始皇帝の像」が突風にあおられて倒れたもよう。中国のメディア『網易新聞(news.163.com)』などが伝えている。
中国戦国時代の秦王である始皇帝(=秦始皇帝、または秦始皇)。紀元前221年、大国である中国統一を初めて成し遂げた最初の皇帝で、49歳の死没までその座に君臨していた。そんな始皇帝の像を観光スポットとしていた中国・山東省浜州市の「秦皇台」。高さ18.9メートル、重さ6トンの巨大なものであった。
しかし山東省気象局が暴風警報を発令した通り、この日の午前中は同地方に激しい突風が吹き荒れて始皇帝の像が前方に倒壊。顔がペシャンコになってしまった。もしも存命の有名人の像であったら「縁起が悪い」としか言いようがない。同日午後4時頃には現場にクレーンやフォークリフトが現れ、像はいったん撤去となったという。
2007年に完成と公開を迎え、2011年からは無料で公開されるようになっていた「秦皇台」。しかし無料化により収益が途絶えて警備や清掃がいきわたらなくなると、アルコールを含む飲料、食べ物などから出るゴミが散乱するようになり、落書きをする者や敷地を私有化する者まで現れて問題になっていたという。
思い出されるのは河南省のある農村で2016年1月、36.6メートルの高さを誇る「建国の父」毛沢東の黄金の像が完成目前にして破壊されたこと。像の建設・登記にあたってあらかじめ必要とされる手続きや審査を省いていたというのが理由だと報じられ、「何ともったいないことを」と話題になった。
画像は『網易新聞 2018年4月6日付 「山东滨州遭遇大风 6吨重秦始皇雕塑被刮倒」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
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